2019年8月22日 更新

心地良い距離感のママ友を作りたい!『はひふへほ』でポイントをチェック!

まだ幼い子どもとママにとって、楽しみも多い児童館や保育園といった“外の世界”。しかし、ママにとっては、切っても切れない“ある悩み”が出てきますよね…。そうです、“ママ友”です!情報に振り回されすぎない、心地良いママ友の距離感を考えてみましょう!

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新年度開始から約2ヶ月経ち、保育園の子どもたちは今年度初めての参観や保護者会の時期を、未就園の子どもたちはそろそろ(家ではもてあます梅雨も見込んで)「子育て支援センターデビューを」、という時期を迎えているご家庭も多いかと思います。

テレビで見られるような“ママカースト”のような怖さは、ごく一部の例だと思いますが、ママが集団の場に行く際にふと「ママ友=怖いもの」というマイナスイメージや「なじめないのでは?」という不安がよぎることもありますよね。

ママ友は、本来同じ年恰好の子をもつママ通しだからこそ、分かり合えたり相談し合えることもきっと多い仲間であるはず!しかし、仲良くなれそうなママ友にも、礼儀・適度な距離感は必要です!子どもを通した仲だけに、ママ自身の昔ながらの友人とはまた違った感覚・距離感で付き合うことが必要でしょう。

筆者自身は、元保育園児~小学生の保護者との関わりも多かった保育職経験者であり、現在自身も子育て中(そして人見知りだし子育て機関デビューにはそれは気を遣いました…笑)という立場です。両立場から、初めて会う子どものお友だちや地域のママたちに対して、心がけておきたい付き合い方を、『は・ひ・ふ・へ・ほ』でまとめてみました。参考になると嬉しいです。

は:初めの印象が大切!

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ドキドキの入学・面接・初出勤等人生においての「初めて」を思い返すと、この言葉にピンとくる方は多いかもしれませんね。ママ同士の世界でも、相手が口や態度に出すかに限らず、同じことが言えるでしょう。

まだ小さな子どもの育児や寝不足、さらには仕事等、ママ同士だからこそ“自分(ママ自身)に時間をかけたりオシャレは後回しになる事情”は分かってもらえることでしょう。

しかし、子どもの行事・参観なのに、ボサボサの髪やスウェット姿、逆にきつい香水や過度なファッション…といったものはNGでしょう。

そして、何より印象を決めるのは、笑顔とあいさつです。我が子を見に行っているという前提上、営業のように片っ端からママたちにあいさつをしていく必要まではないかと思いますが、すれ違う方々(ママ・先生・職員の方等)に「おはようございます」「お世話になります」「よろしくお願いします」等適宜ニコニコあいさつをしているママは、やはり“さわやか”・“社交的”という印象につながりますね。

ひ:必要な連絡だけを!

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今や、子どもの月齢や家が近いママ同士や、保育園でもクラス単位でSNSのグループを作って連絡を取り合うということは、もはや珍しいことではありませんね。みんなで同じ情報を共有できたり、読んでもらえたかを確認できたり、そこから個別に連絡を取ることもできる等、SNSのグループに入っておくこと自体は、本来はメリットが多いものでしょう。

しかし残念ながら、一部のママたちの間では、このSNSのグループを通じての仲間外れ等も実際にあるようですね…。これが嫌で、初めからスマホを持たない、徹底してグループに入らない、といった選択をされる方もいるようです。

しかし、グループに入ってかつ、適度な距離感を保つことも本来はできるはずですね。それは、日頃から、「ママ友とのSNSは必要な連絡を取るためのものと徹底する!」ということです。

連絡が来たら「了解です」「ありがとうございました」、自分から流す際も端的に必要な用件だけを伝えたり、個人間のやりとりを始める際には「(SNSに)あまり慣れていないため、見たりお返事が遅くなってしまうこともあるかもしれません」と一言断っておくと、案外「私も!お互いぼちぼちね!」等とあっさり心が軽くなる場合もあるかもしれませんね!

SNSのグループは便利で好まれる反面、「子どものために入るけれど、本当は苦手…」と思っている方も多いのです。

ふ:普段通りがお互いに気楽!

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ママ友同士や、子どもが少し大きくなると子ども同士の約束で、お互いの家を行き来したり一緒に遊びに行くことが増える場合もありますね。

しかし、人が来るから、雑誌に載っていたりSNS映えするような室内づくりや手の込みすぎた料理をしすぎてしまう…、というのは、ママ友付き合いにおいては避けたいものの一つ。ご自身がつかれるだけでなく相手も疲れてしまう場合が多いです。

・お邪魔させてもらう立場なのに、すごく気を遣わせてしまって申し訳ない
・小さな子どもを連れていくのに、あんなにオシャレな家をもし汚してしまったらどうしよう
・今度はうちに来てもらうのに、どうしよう、この有様、○○さんに嫌われてしまうかも…
・…というか、乳幼児と暮らしているはずなのに生活感がなさすぎる…

口では「わー、すごくオシャレですね!」「お部屋もお料理もとっても可愛い!」なんて言ってもらえても、内心敬遠されてしまっている場合も実は多いようです。日頃から片付けや料理にこだわりがある場合も、「来客にリラックスをしてもらう」「子ども同士が楽しく遊べるよう部屋を再確認する」という視点で考えてみると良いかもしれません。

・子ども目線で見た際目立つ埃はないかな?掃除機をもう一度かけておこう
・ここをお友だちが触って怪我をしては大変!ロックをかけておこう
・子ども用の飲食物は持参のはずだけれど、一応ベビーせんべいとミルク用のお湯だけ用意しておこう

この程度が気楽かもしれませんね!

仲良くなると行き来も増えるママ友づきあいでは、飾らないお付き合いが長続きの秘訣です。

へ:変に詮索・踏込・おすすめをすると引かれてしまう!

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会話のきっかけ作りや、知らず知らずの間に、相手が入り込んで欲しくないゾーンまで質問をしたり口出しをしてしまう方も多いようです。たとえば、

・旦那さんいつも遅いと大変だね!何のお仕事しているの?
・母乳は大変だけれど幸せだよ!○○さんはなんで母乳にしないの?
・夜泣きがひどいって言ってたよね。このアロマ試してみなよ、絶対効くから!次感想教えて!
・上の子もう小3だよね?なんでそんなに兄弟間あけたの?

「詮索」「踏込」等という言葉からイメージできる具体例は他にも多々あると思いますが、人にはそれぞれに考え方や事情があります。特に、夫の仕事や収入といったことを話題に出されたり、特定のものやアイデアの押しつけ、そしてなんだか上からのような言い方をされることを不快に思う方は多いでしょう。

ママ友同士、共通点は「ママであること」。それ以外は、家族の事情も考え方も成育歴も全く違う赤の他人です。相手のことをよりよく知りたかったり、自分が良かったと思う方法を「相手のために」と教えてあげたくなる気持ちはあると思いますが、「我が家はこれで乗り切ったよ」「育児書に○○がいいって書いてあったよ」といった経験論や一般論にとどめ、押し付けたり相手の悩みを増長させてしまうことがないよう気をつけたいですね。

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この記事のライター

piyoco piyoco

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