最近は新型コロナウイルスへの感染予防のためのマスク着用や、アルコール消毒液で子どもの手指を消毒する機会も増えていますが、そのせいで起きる肌荒れが気になっているケースも多いかもしれません。
さらに秋冬に起こりがちなあせもや、フリマで勝った洋服なども子どもの皮膚トラブルにつながることも。そこで今回は、皮膚科医が教える盲点になりがちな子どもの皮膚トラブルや対処法をご紹介します。
さらに秋冬に起こりがちなあせもや、フリマで勝った洋服なども子どもの皮膚トラブルにつながることも。そこで今回は、皮膚科医が教える盲点になりがちな子どもの皮膚トラブルや対処法をご紹介します。
意外と盲点な子どもの肌トラブル
子どもの肌は、大人の肌より敏感だといわれています。そのため、大人が思いも寄らないところで肌トラブルが起きる可能性があるのです。第一三共ヘルスケアの資料によると、例えばこんなトラブルがあると述べられています。
1. マスクこすれや消毒による肌荒れ
子どもは皮膚のバリア機能が弱いため、マスクのこすれで肌荒れが起こりやすく、アルコール・手洗いなどが重なると肌が乾燥しやすくなるといいます。
2. 秋冬のあせも・おむつかぶれ
夏に気になりがちなあせもですが、実は秋冬にも子どもは汗をかき、あせもになることも多いのだとか。子どもは身体は小さくても大人と同じくらいの数の汗腺を持っているため、例えばフリース素材など風を通さない保温性の高い衣類を着せていたら、知らない間に汗でびっしょりというケースも。
さらに寒くなると尿の量も多くなるため、長時間おむつを替えないでいると「おむつかぶれ」のリスクも高まるのだそうです。
さらに寒くなると尿の量も多くなるため、長時間おむつを替えないでいると「おむつかぶれ」のリスクも高まるのだそうです。
3. フリマで買った服を洗わず着ることによる肌トラブル
最近ではフリマアプリが流行っており、子どもの衣類を入手することも多いですが、買った服をそのまま洗わずに着ることで、肌トラブルを招くケースもあるようです。前にその衣類を使っていた人が使用していた洗剤や柔軟剤が、我が子の肌に合わないなんてことも。
4. メイクやタトゥーシール
七五三やハロウィンなどのイベントでは子どもにメイクをさせたり、タトゥーシールを使わせたりすることもありますが、それらが原因で肌荒れやかぶれを起こすこともあるんだそうです。