2024年1月3日 更新

日本とは違う?フランス在住ママが明かす「フランスの年末年始」の過ごし方

クリスマス、大晦日、お正月と、イベントが目白押しのこの時期。今回は、フランスの年末年始の過ごし方についてご紹介します!

日本では、クリスマスは恋人や友人たちと過ごすことが多いですよね。また、大晦日は初詣や初売り、福袋争奪戦など、大忙しの一日を過ごす人も多いのではないでしょうか。

一方で、年末から年始を迎えるこの時期、フランスでは何をして過ごしているのでしょうか?フランス在住ママが、フランス人の年末年始の過ごし方についてご紹介します!

クリスマスは家族と一緒に☆

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日本では、クリスマスといえば恋人や友人と過ごしたり、パーティーをするのが一般的ですよね。しかし、ここフランスではクリスマスは、親戚一同集まって家族でお祝いする人がほとんどです。

日本とは違い、フランスのクリスマスは「家族が集まって祝う日」です。親戚同士が集まり、プレゼントを交換したり、豪華な食事をしたりして、楽しい時間を過ごします。だたし、お互いにプレゼントを渡し合うので、クリスマス前は、家族や親戚へのプレゼント選びに大忙しになります…!

24日の夜はフォアグラや牡蠣のご馳走を準備し、お家でパーティーをします。そして、クリスマス当日の25日は、街中のお店が閉まってしまうため、家でゆっくり過ごすのが定番の過ごし方です。

もし、この時期にフランスに旅行に行く予定があるなら、レストランや観光地がお休みになっている可能性もあるので、注意してくださいね!

クリスマスが終わった後も、クリスマスの雰囲気が続くフランス

クリスマスが終わっても街中はまだまだクリスマスモード一色!1月になってもクリスマスツリーは普通に飾られています。クリスマスが終わると同時に慌ただしくお正月の飾りを準備する日本とは全然違いますね。

年末のカウントダウンといえば凱旋門!

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クリスマスと打って変わって違うのは、大晦日のカウントダウン。この日は友人と過ごすフランス人が多いです。お正月は家族と過ごす日本の風習とは真逆ですね。

パリジャン達がカウントダウンで集まる場所の定番といえば、お馴染みの「凱旋門」です。凱旋門の見えるシャンゼリゼ通りはクリスマスイルミネーションの中、歩行者天国となり、多くの人が押し寄せます。そして新年を迎えた瞬間に花火が打ち上がり「Bonne année!!(あけましておめでとう!)」と皆口々に言い合います。それから、シャンパンをあけてお祝いする人もよく見かけます。

凱旋門以外では、モンマルトルやエッフェル塔がパリのカウントダウンの定番スポットです♪
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ガレット・デ・ロワで今年の運気を占う☆

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日本のお正月、三が日はおせち料理に初詣、お年玉やテレビの特番など、楽しいことが目白押しです。それに比べて、フランスはあっさりとしています。1月2日が平日の場合は、その日から仕事や学校が始まる年もあります。

ただし、フランスにも1年の幸運を占うおみくじのような風習があります!それが『ガレット・デ・ロワ』です☆

ガレット・デ・ロワ(日本語で“王様のお菓子”という意味)では、1月6日の公現祭(Epiphanie)をお祝いして家族や友人と一緒にアーモンドクリーム入りのパイを食べるイベントです。

パイの中にはフェーヴ(Fève)という小さい陶器の人形が1個だけ入っており、取り分けたガレットにそれが入っていた人がその日の王様(または王妃様)となり祝福されます♪

ガレットは12月末から1月末ごろまでパン屋さんやお菓子屋さんで買えるので、1月6日に限らず1月中は皆何度もガレット・デ・ロワを楽しみます。ガレットの種類もチョコレートやピスタチオなどお店によってオリジナリティがあるので、色々食べてみるのも楽しいです。有名パティスリーのフェーブは熱狂的なコレクターがいるほど毎年大人気なんですよ。

お正月シーズンは毎年日本が恋しくなりますが、ガレット・デ・ロワはとても楽しいイベントなので、筆者としては日本でもぜひ流行ってほしいなと思います!
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この記事のライター

Momi Momi

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