厚生労働省が平成26年度国民健康・栄養調査にて発表した成人1日の野菜摂取量の平均は292.3gで、目標の350gを下回っており、日本人の野菜不足は深刻な問題となっています。
カゴメでは、一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」が、日本人の深刻な野菜摂取不足の解消を目的として制定した「31日菜は(さい)の日」に合わせて、これから新学期を迎える子どもの野菜摂取の実態を探るべく、幼稚園・保育園、小学生、中学生、高校生の子を持つ 全国の女性 830名に対し「子どもの野菜摂取」に関する意識調査を行いました。
カゴメでは、一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」が、日本人の深刻な野菜摂取不足の解消を目的として制定した「31日菜は(さい)の日」に合わせて、これから新学期を迎える子どもの野菜摂取の実態を探るべく、幼稚園・保育園、小学生、中学生、高校生の子を持つ 全国の女性 830名に対し「子どもの野菜摂取」に関する意識調査を行いました。
子どもの96%が「野菜不足」と判明!
幼稚園・保育園、小学生1~3年生、小学生4~6年生、中学生、高校生の学齢別で子どもの1日の野菜摂取量を調査し、厚労省が推奨する「4つの食品群年齢別・性別・生活活動強度別食品構成」の理想的な野菜摂取量と学齢別で比較したところ、96%の子どもが目標量に達していないことがわかりました。
※学齢別で厚労省が推奨する下記理想的な野菜摂取量と比較し、理想的な摂取量に達している子どもを「足りている子ども」と定義
※本調査の小学1~3年生は、8~9歳(小学2・3年)の300gを基準として算出
※学齢別で厚労省が推奨する下記理想的な野菜摂取量と比較し、理想的な摂取量に達している子どもを「足りている子ども」と定義
※本調査の小学1~3年生は、8~9歳(小学2・3年)の300gを基準として算出
また、学齢別に結果をみたところ、幼稚園・保育園、小学生1~3年生、小学生4~6年生、中学生、高校生で大きな差は無く、全体的に9割以上が野菜不足であることがわかりました。
我が子の野菜摂取量が「足りている」と思っている人のうち93%は「足りていない」ことが発覚
子どもの野菜摂取量が一般的に推奨されている摂るべき量に達していると思うかどうかを聞いたところ、66%の親が「足りていないと思っている」、34%の親が「足りていると思っている」と回答しました。
「足りていると思っている」親が34%(283名)いる中、実際に1日の野菜摂取量が足りている子どもがどのくらいいるのか見たところ、足りている子どもはたった7%しかいないことがわかりました。
親の食事に対する意識が子どもの野菜摂取に影響していることが判明!
食事を作る時・買う時に意識していることを朝、昼、晩の各食別に聞いたところ、子どもの野菜摂取量が足りている家庭は「栄養バランスが良いこと」、「野菜を多くすること」を意識している人が多く、栄養面的な意識が高いことがわかりました。
また、反対に足りていない家庭は足りている家庭と比べると、「すぐに出せる・調理できること」を意識している人が多く、調理の利便性への意識が高い傾向がることがわかりました。
中でも足りている家庭と足りていない家庭の意識の差は「朝食」が最も大きく出ています。
また、反対に足りていない家庭は足りている家庭と比べると、「すぐに出せる・調理できること」を意識している人が多く、調理の利便性への意識が高い傾向がることがわかりました。
中でも足りている家庭と足りていない家庭の意識の差は「朝食」が最も大きく出ています。