2019年8月28日 更新

《妊娠初期症状》つわりと妊娠悪阻の違い

つわり中に妊娠悪阻と言われたことありませんか?実は、一般的なつわりと区別されてるんです。

つわりがひどくて食べられない。みんな吐いてしまう。など、つわりが極端にひどくなると、尿中にケトン体と呼ばれるものが出てきます。人間が飢餓状態になると出てくる物質です。

体内で糖分が足りなくなって、脂肪分解が急激に起きた時に尿や血液中に出てくる有害物質のことです。これで、体の飢餓状態がわかります。ケトン体は、尿検査では(+)~(+++)まであります。体の非常事態宣言ですので、ケトン体がでたら「妊娠悪阻」と診断され、つわりに対する治療を行います。

妊娠悪阻の治療

食べたり飲んだりができないのに吐いてばかりいるため、脱水症状に陥るケースがほどんどです。そのため、水分と栄養を補う点滴治療が中心となるでしょう。吐き気止めなどの内服薬は、胎児への影響も考えられるので、基本的には服用はしません。

病院によっては、漢方薬を出してくれるところがあります。


症状が軽ければ、通院による点滴治療となりますが、家では絶対安静が条件です。逆に、重症であれば入院治療を要します。入院によって心身ともに安定した状態をつくり、治療に専念することが大切です。

赤ちゃんへの影響はあるの?

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食べもの、飲み物を一切受け付けない…というケースも多く、赤ちゃんへの影響が気になるところですよね。妊娠初期のママの場合は、今まで体の中で蓄えていた栄養が赤ちゃんに言っているので、影響は少ないようです。

まとめ

妊娠悪阻になると点滴生活が多くなってしまいます。何も食べれない、飲めないとき、妊娠悪阻の症状がでてきて、「また点滴うちにいくのかぁ」と億劫になってしまうこともあります。

でも、ママの健康が赤ちゃんの健康です。億劫にならずに点滴をうって栄養を体の中に入れましょう。
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