フランスでは「ルソン・ド・グー」(味のレッスン)という授業がある
フランスでは「ルソン・ド・グー」(味のレッスン)という授業が行われています。一流のシェフたちが学校にやってきて、食べもののあつかい方や、水の味の違い(含まれるミネラルの量で味が違う)、食べものを捨てないための食べ方などを教えています。
via tabizine.jp
いつやってるの?
食文化を守るために、10月の第3週の1週間、フランス各地の伝統的な料理を作ったり食べたりしています。
食文化を守り、後世に伝えることも大切な食育だと考えられています。イタリアでもフランスと同じように、有名シェフが学校に来て一緒にお料理をしたり試食をしたりしています。
食文化を守り、後世に伝えることも大切な食育だと考えられています。イタリアでもフランスと同じように、有名シェフが学校に来て一緒にお料理をしたり試食をしたりしています。
味覚を育てるための試み
子供の時から確かな味覚を育てようという試みです。
イギリスでは遠足や学校の授業で農場にいく活動が盛んに行われています。正しい食生活や、健康を保つばかりでなく、食べものへの感謝の気持ちを養う「食育」は、今、世界中で大切にされている活動です。
イギリスでは遠足や学校の授業で農場にいく活動が盛んに行われています。正しい食生活や、健康を保つばかりでなく、食べものへの感謝の気持ちを養う「食育」は、今、世界中で大切にされている活動です。
お皿に載った全ての料理を、 最低ひと口は味見させる
via tabizine.jp
子どもは初めての食材やメニューを食わず嫌いする傾向がありますよね。しかし、それではいつまで経っても味覚が育たず、偏り食いを助長させることに。
まずは全部食べなくてもいいので、ひと口だけすすめてみましょう。「味見だけしてみよう。美味しくなければ食べなくてもいいよ」と伝えてあげれば、子どものハードルも下がります。
私も実践していますが、食べてみると以外と美味しくて、ぱくぱく食べはじめることも多いですよ。味見は子どもの味覚を広げてくれますし、それは将来食べる楽しみを増やすことに繋がります。
まずは全部食べなくてもいいので、ひと口だけすすめてみましょう。「味見だけしてみよう。美味しくなければ食べなくてもいいよ」と伝えてあげれば、子どものハードルも下がります。
私も実践していますが、食べてみると以外と美味しくて、ぱくぱく食べはじめることも多いですよ。味見は子どもの味覚を広げてくれますし、それは将来食べる楽しみを増やすことに繋がります。
「食べなさい」と強制せず、楽しく食べ物の話をする
フランスの子どもにだって好き嫌いはあります。しかし親は、子どもが嫌いという理由だけで、その食品を除外したりはしません。だからといって「食べなさい」と強制もせず、かわりに食材の見た目、食感、音、香りなどの話をするのです。
「きれいな色ね」「噛むとどんな音がする?」などと話すことで、子どもは味覚の豊かな世界に興味を示し、やがて理解するようになります。
私たちは食材を「栄養のために食べさせなくては」と義務的に考えがちですが、フランスでは「食べることの豊かな愉しみを知ってもらう」ことが目的になっています。そのため苦手な食材を切り刻んで混ぜ込むようなことはせず、何を食べているのかしっかり見せた上で、食べる愉しみを伝えるのです。
「きれいな色ね」「噛むとどんな音がする?」などと話すことで、子どもは味覚の豊かな世界に興味を示し、やがて理解するようになります。
私たちは食材を「栄養のために食べさせなくては」と義務的に考えがちですが、フランスでは「食べることの豊かな愉しみを知ってもらう」ことが目的になっています。そのため苦手な食材を切り刻んで混ぜ込むようなことはせず、何を食べているのかしっかり見せた上で、食べる愉しみを伝えるのです。
お菓子は除去しなければ、食べ過ぎない
お菓子は決して悪いものではなく、楽しい食事の一部に組み込まれています。大人もお菓子を食べると心が緩むこともありますよね。ただ子どもは放っておくと食べ過ぎるので、ルールを決めておくことが大切です。
フランスでは1日1回のおやつの時間以外は、基本的に食べない家庭が多いようです。しかし、誕生日やイベントの際は制限なく思いっきり食べさせることも!日々お菓子をほどほどに与えたり、たまに特別な機会を設けてあげることが、日常の食べ過ぎを防いでいるのですね。
フランスでは1日1回のおやつの時間以外は、基本的に食べない家庭が多いようです。しかし、誕生日やイベントの際は制限なく思いっきり食べさせることも!日々お菓子をほどほどに与えたり、たまに特別な機会を設けてあげることが、日常の食べ過ぎを防いでいるのですね。