生まれたときに大人の25%程しかない脳の重量は、離乳食完了の1才半ごろになると70~80%、5~6才ごろにはほぼ同じに成長し、脳の基本構造が完成すると言われています。
つまり、お母さんのおなかの中にいるころから幼児期の間に脳の容量や構造、働きが目覚ましく発達するということ。この時期に脳に必要な栄養を取ることが重要です。
成長に応じた栄養素を取ることがかしこい脳をつくる!今回は、脳も体もグングン育つ食事のポイントをまとめました。
つまり、お母さんのおなかの中にいるころから幼児期の間に脳の容量や構造、働きが目覚ましく発達するということ。この時期に脳に必要な栄養を取ることが重要です。
成長に応じた栄養素を取ることがかしこい脳をつくる!今回は、脳も体もグングン育つ食事のポイントをまとめました。
規則正しい食事習慣を
食べることに慣れてきたら、食事時間を決めていきましょう。「食べる」という刺激を規則正しく繰り返すことで、空腹と満腹がコントロールできるようになります。
また、食事時間が乱れると、生活リズムが崩れて睡眠時間にも影響を及ぼします。寝ている間に成長ホルモンが盛んに分泌されて、体と脳が発達します。まずは規則正しい食事習慣を身に着けましょう。
また、食事時間が乱れると、生活リズムが崩れて睡眠時間にも影響を及ぼします。寝ている間に成長ホルモンが盛んに分泌されて、体と脳が発達します。まずは規則正しい食事習慣を身に着けましょう。
基本の栄養素をバランスよく取る
健康な体と脳をはぐくむには、5大栄養素である「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」をバランスよく食事に取り入れることが不可欠です。脳のエネルギー源となる炭水化物をしっかり取ること。また、脳は約60%が脂質、40%がタンパク質でできているので、これらの代謝に役立つビタミン・ミネラルも欠かせません。
献立に魚をとり入れてDHAを摂取
魚には良質な脂質であるDNAが豊富に含まれていて、脳を活性化する脂肪酸として注目を集めています。主に、あじやさんま、さばなどの青背魚に多く含まれています。
また、魚種を問わず、魚には良質なタンパク質や、脳の疲れをとるタウリンも豊富です。献立に魚料理を積極的にとり入れて脳をグングン育てましょう。
※青背魚はカミカミ期(9~11ヵ月ごろ)以降から
また、魚種を問わず、魚には良質なタンパク質や、脳の疲れをとるタウリンも豊富です。献立に魚料理を積極的にとり入れて脳をグングン育てましょう。
※青背魚はカミカミ期(9~11ヵ月ごろ)以降から
脳のエネルギー源「ブドウ糖」を取る
生後数ヵ月ごろまでは、体の全エネルギー消費量の約半分が脳で使われます。しかし、脳はエネルギー源となるブドウ糖(炭水化物)をストックすることができないので、常に補給しなくてはなりません。
離乳食期から主食には、消化吸収がゆるやかで、長時間脳にエネルギーを供給できる炭水化物(ごはん、パン、うどんなど)を取りましょう。炭水化物が不足すると、脳に栄養が届かなくなり、思考力や集中力などが低下してしまいます。
離乳食期から主食には、消化吸収がゆるやかで、長時間脳にエネルギーを供給できる炭水化物(ごはん、パン、うどんなど)を取りましょう。炭水化物が不足すると、脳に栄養が届かなくなり、思考力や集中力などが低下してしまいます。