子育てをしていると、どんなときにしかるべきなのか迷うものですよね。しかしどうしてもという場面では「しかってしつける」ことも必要かもしれません。今回は「しかるのはこの3つだけ!」という意識したいポイントをご紹介します。
① 危険なことをしたとき
道路に飛び出したり、刃物を持つなど、自分の命や体を危険にさらすような行為は、しかる必要があります。まずはその行動を何としてでも止め、少し落ち着かせてから、どうしてこれが危険なのかを説明しましょう。
「道路に飛び出すと車が来て、ぶつかっちゃうんだよ」「○○ちゃん(くん)がケガをしたらママ悲しいな」など、真剣に伝えましょう。
それでも1回言っただけでわかる子は少ないものです。同じことをしないように、親も注意するようにしましょう。
「道路に飛び出すと車が来て、ぶつかっちゃうんだよ」「○○ちゃん(くん)がケガをしたらママ悲しいな」など、真剣に伝えましょう。
それでも1回言っただけでわかる子は少ないものです。同じことをしないように、親も注意するようにしましょう。
② 人を傷つけたとき
子ども同士の関わり方が増えてくると、叩いたり、噛みついたり、砂をかけたりなどのトラブルが起きます。誰かを傷つけるような行為は、やる前にストップさせたいものです。そして「ダメだよ。○○したら○○ちゃん(くん)は痛いんだよ」と毅然として言いましょう。
ただ、やるからには何か理由があるはずです。一方的にしかるのではなく「どうしてそんなことをしたの?」と聞いてあげ、その気持ちを受け止めてあげましょう。
ただ、やるからには何か理由があるはずです。一方的にしかるのではなく「どうしてそんなことをしたの?」と聞いてあげ、その気持ちを受け止めてあげましょう。
③ ルール違反をしたとき
少し大きくなったら、我が家のルールを明確にしましょう。「ゲームは1日30分まで」「乱暴な口のきき方をしない」など、2~3個のルールを決めて、守れないときには「なぜ守れなかったのか」をしっかり話し合いましょう。
ただし、ルールの数が多すぎたり、親が一方的に命令している場合、叱られると子どもは反抗的になります。なぜそれを守る必要があるのか、理解してもらうことから始める必要があるかもしれません。
ただし、ルールの数が多すぎたり、親が一方的に命令している場合、叱られると子どもは反抗的になります。なぜそれを守る必要があるのか、理解してもらうことから始める必要があるかもしれません。
まとめ
「しつけをする=しかる」ことだと思っている人も多いかもしれません。でも、しかることはしつけの一つの手段にすぎません。「こんなときにはしかる!」という指針のようなものをを持っておくことが必要です。今回ご紹介したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか?