一度冷凍した食材のおいしさを損なわないためには、上手な解凍をすることが味の決め手になります。今回は上手な解凍法を、気をつけたいポイントとともにご紹介します。
自然解凍
ゆっくりと時間をかけて解凍できるなら「自然解凍」がおすすめです。トレーなどにのせて冷蔵庫でゆっくりと解凍しましょう。トレーを使うことで解凍が早まり、庫内を汚すこともありません。ちなみに、室温において自然解凍することがありますが、暑い季節は細菌が繁殖することもあるため、生ものなどは必ず冷蔵庫内に置いて解凍するようにしましょう。
流水解凍
調理前に急いで解凍したいなら「流水解凍」がスピーディー。早いだけでなく、冷蔵庫内での解凍と同様に低温で解凍できるのがメリットです。水を張ったボウルに保存袋を浸し、水道水を少しずつ流しながら解凍します。食材に直接水がかからないようにしっかり密閉しておきましょう。
電子レンジ解凍
「電子レンジ解凍」は時間のないときに便利です。しかし【弱】で解凍しても、短時間で加熱するために気をつけないと素材の一部が焼けてしまいます。うっかり加熱しすぎないように、数回に分けて加熱するなど、調整しながら解凍しましょう。
まとめ
解凍後の食材は組織が壊れているので、冷凍前よりも傷みやすくなっています。使い切るくらいの量に分けて冷凍・解凍するようにしましょう。また、使い切れなかったからといって再冷凍することはおすすめできません。冷凍保存の方法と同様に、解凍法もしっかり理解しておきましょう。
食材のおいしさを損なわない!上手なフリージングのコツ教えます
一度冷凍した食材のおいしさを損なわないためには「冷凍と解凍の基本」を知っておくことが大切です。上手なフリージングのコツをご紹介します。