2018年10月4日 更新

赤ちゃんの異変に早く気づくために日常的にチェックしておきたい9項目

病気の兆候や、赤ちゃんの異変に気づいてあげられるのは、日常的に接しているママとパパ。今回は、普段からよく見ておきたい9つのポイントをご紹介します。

赤ちゃんの病気の診断をする際に必要な情報のうち、診察や検査で得られる情報は2割ぐらい、残りの8割は保護者からの情報をもとにしているといわれています。病気の兆候や、赤ちゃんの異変に気づいてあげられるのは、日常的に接しているママとパパ。今回は、普段からよく見ておきたい9つのポイントをご紹介します。

日常的にチェックしておきたい9項目

【熱】
医学的には38度以上熱がある状態を「発熱」とします。健康なときの平熱を計っておきましょう。生後3か月未満の発熱は重病の可能性があるのですぐに病院へ。
【食欲】
発熱、口内炎、のどの痛み、腹痛など、あらゆる病気の症状が食欲に影響します。普段より明らかに食欲が落ちて元気がない様子なら、早めに受診しましょう。
【機嫌】
しゃべれない赤ちゃんは、ご機嫌かどうかが健康状態を知る重要な要素です。機嫌が悪い、何となく様子がおかしいのは要注意!熱や食欲の様子も観察しながら早めに受診しましょう。
【おしっこの様子】
日頃から、量と回数を把握しておきましょう。これらが明らかに普段より減っているときは、脱水を起こしかけている可能性があります。飲めるものをこまめに与えてあげましょう。
【眠りの様子】
必要な睡眠が取れているかどうかは、寝起きの機嫌で判断します。しっかり眠れているかどうかをよく観察し、足りないようなら生活リズムを見直すなどの対応を。
【吐き気】
冬に流行するロタウイルスやノロウイルスによる急性胃腸炎は、大抵嘔吐から始まります。嘔吐が長く続くときは、髄膜炎の可能性もあるので至急受診しましょう。
【皮膚の状態】
湿疹、発疹がないかどうかを普段からよく見て、異変があったら受診を。皮膚がシワっぽくなり、つまめるほどになったときは、脱水の可能性があるので至急受診します。
【便の様子】
便の色に注目。赤(内臓出血、腸重積、食中毒などの可能性)、黒(内臓出血の可能性)、白(胆道閉鎖症、ロタウイルス性胃腸炎などの可能性)の便は、スマホなどで撮影して至急受診しましょう。
【口の中】
赤ちゃんがかかる病気の中には口内炎やのどが痛むものも。低月齢ならよだれの量が増える、離乳食が進んでいる子は固形物が飲み込めないようなら、のどが痛い可能性があります。

まとめ

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