どんなに気をつけていても、子どもは病気をするもの。調子が悪いときのホームケアのポイントをママがしっかり確認しておきましょう。今回は【目やに・耳だれ】編です。
目やに・耳だれが出ているときのホームケアのポイント
目やにが多いときは早めに受診を
新生児期のひどい目やには、先天性鼻涙管閉塞の疑いがあります。結膜炎、逆さまつ毛、湿疹なども目やにの原因になります。乳幼児の目のトラブルは視力の発達に影響することもあるので、早めに受診しましょう。
<目じりから目頭へ拭く>
涙は目の上の外側にある涙腺から目頭へと流れるので、拭くときは目じりから目頭へ。逆に拭いてしまうと、汚れが広がっていくばかりか汚れを広げてしまいます。
涙は目の上の外側にある涙腺から目頭へと流れるので、拭くときは目じりから目頭へ。逆に拭いてしまうと、汚れが広がっていくばかりか汚れを広げてしまいます。
<爪を切ってひっかきの防止>
爪が伸びていると眼球を触って傷つけたり、目の周囲をひっかいたりします。爪は丸く短く切りましょう。
爪が伸びていると眼球を触って傷つけたり、目の周囲をひっかいたりします。爪は丸く短く切りましょう。
しきりに耳をさわるのがサイン
赤ちゃんに多い耳の病気には、鼓膜の奥が炎症を起こす急性中耳炎、耳の入り口近くに炎症が起きる外耳道炎などがあります。しきりに耳をさわり、普段に比べて機嫌の悪いのがトラブルのサインです。
<ガーゼでやさしく拭きとる>
中耳炎などで耳だれが出たときは、ガーゼなどでこまめに拭きとります。綿球を当てるのもいいですが、耳の奥まで入らない大きさにしましょう。
中耳炎などで耳だれが出たときは、ガーゼなどでこまめに拭きとります。綿球を当てるのもいいですが、耳の奥まで入らない大きさにしましょう。
<耳の後ろを冷やす>
耳を痛がるようなら、水でしぼったガーゼやタオルを耳の下に当てて冷やすと痛みが和らぎます。寝かせるときは痛い耳を上にして寝かせましょう。
耳を痛がるようなら、水でしぼったガーゼやタオルを耳の下に当てて冷やすと痛みが和らぎます。寝かせるときは痛い耳を上にして寝かせましょう。