2021年3月4日 更新

子どもと一緒に向き合いたい。大切な「命」と「死」をテーマにした絵本 

誰にでも平等に訪れる「死」。小さなお子さんが深く理解するのはまだまだ難しいですが、「死」や「命」、「生きる」ということを学ぶのは大切なことです。今回は「命」「死」をテーマにした絵本をご紹介します。

おじいちゃんの ごくらくごくらく

ゆうたとおじいちゃんは大の仲良し。共働きの両親に代わりずっと一緒に過ごし、面倒を見てくれたおじいちゃん。おじいちゃんが残してくれた「ごくらくごくらく」は幸せな気持ちになるという意味の合言葉。声に出すとおじいちゃんの優しい顔を思い出すことができます。いつかは訪れる身近な大切な人との別れを、あたたかい絵と孫と祖父の関係性が読み手の胸を打つ作品です。

いつでも会える

飼い犬のシロ目線のストーリー。1999年「ボローニャ児童賞・特別賞」受賞作品です。飼い主のみきちゃんがいなくなった。どうしてかな、なんでかな。思えば思うほど、悲しみが深まりますが、過ごした日々の思い出の中で会えることにシロは気付きます。お子さんにもママの心にもストレートに伝わってくる、心を育ててくれる絵本です。

まとめ

「生きる」ということが大切だということ、「死」というお別れがくるということ、まだまだ理解するのは小さいお子さんには難しい所もあると思います。

小学生以上のお子さんになると、また自然と理解ができてくると思います。もちろん絵本を読んだことで、悲しみを癒すことはできないと思います。ただ、何かに気付けたり、受け入れてくれるようなきっかけになってくれたらいいですよね。
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レオママ レオママ

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