2019年8月28日 更新

全国の既婚者かつ妊活中の30~39歳の男女400名に聞いた「妊活・妊娠と夫婦に関する実態調査」

バイエル薬品株式会社が、既婚者かつ妊活中の男女を対象に「妊活・妊娠と夫婦に関する実態調査」を行いました。注目の調査結果をご紹介します。

バイエル薬品株式会社(以下:バイエル薬品)が、既婚者かつ妊活中の男女を対象に「妊活・妊娠と夫婦に関する実態調査」を行い、妊活中の夫婦関係や妊活知識に関する実態を調査しました。注目の調査結果をご紹介します。

なお本調査は、2017年9月19日(火)から 9月22日(金)までの期間、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対してインターネットによるアンケートにて行いました。

妊活夫婦の88.1%が「葉酸摂取の重要性」を認知



全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、妊活を助けるために重要な栄養素である“葉酸”について質問したところ、全体の49.8%が「重要である理由まで知っている」と回答。

さらに38.3%が「理由までは知らないが重要であることは知っている」と回答しており、重要性の認知度は比較的高く、全体で88.1%であることがわかりました。



一方で、葉酸の摂取タイミングについて「いつから摂取するのが良いか」質問したところ、全体の41.0%が「妊娠の3ヵ月前から」、13.5%が「妊娠の1ヵ月前」からと回答。正しくは「妊娠前(1ヵ月~3ヶ月前)」であるため、正答率は54.5%となりました。



また、正解者の内訳を性別でみると、葉酸を飲むタイミングを正しく理解している人は男性41.5%、女性67.5%であり、男女差が存在していることも明らかになりました。

夫婦の妊活は75.3%が妻から提案。女性の約8割が「夫は妊活に協力的である」と回答



全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して「妊活を始めるにあたり、夫婦どちらから妊活を提案しましたか?」と質問したところ、75.3%が「妻から」と回答しており、妊活や子作りに関しては女性が率先して行動する実態が明らかになりました。



また、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の女性200名に対して、「あなたのパートナー(結婚相手)は妊活に協力的だと感じますか?」と質問したところ、全体の84.5%が「夫は妊活に協力的である」と回答しました。



さらに、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して「あなたが妊活中、性交渉以外で妊活のために意識的に取り組んでいることは具体的にどのようなものですか?」と質問したところ、男性の44.5%が「医師や妊活経験者からの情報収集」、女性の44.5%が「葉酸を含むマルチビタミンの摂取」と回答しました。

「その他(男性1.0%/女性5.0%)」の回答では、「基礎体温の把握」「禁酒」や「タイミング法」や「冷え対策」などにも意識的に取り組んでいる様子も明らかになりました。

妊活に悩む人は約8割!男性は「義務感によって感じるストレス」女性は「妊娠しないこと」がトップ



全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、妊活中の悩みについて質問したところ、全体の約77%が「悩んだことがある」と回答。

男性の40.0%は「妊娠や性交渉の義務感によって感じるストレス」、女性の60.5%は「妊娠しないこと」が悩みのトップであることが判明し、男女ともに焦りが悩みの原因となる傾向が明らかになりました。



また、悩みを相談する相手について質問すると、全体の53%が「パートナー(結婚相手)」と回答しました。一方で「心から相談できる人はいない」と回答する人も25.0%存在し、妊活中の孤独な状況が垣間見える結果となりました。

妊活を始めて以降「夫婦関係が悪化した」人は2割弱!妊活夫婦の41.6%が妊活開始から1年以内に”妊活倦怠期”を経験



全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「妊活を始めて以降、夫婦関係はどのように変化しましたか?」と質問したところ「悪くなった」と回答した人は全体の18.6%でした。



また、「悪くなった」と回答した人74名に対して、その理由について質問すると、男性の64.0%が「なかなか妊活の結果がでないことへの焦り」、女性の71.4%が「妊活に対する夫婦間のモチベーションの違い」が原因であると回答し、夫婦間のすれ違いの実態が明らかになりました。



さらに、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「妊活への期待感や熱意がなくなる「妊活倦怠期」を経験したことがありますか?」と質問したころ、全体の41.6%が妊活開始後の1年以内に経験したことがあると回答しました。

妊活中、飲み会などの他の予定と排卵日が重なった際、男性の86.5% 女性の62.5%が「妊活を優先する」と回答



全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して「妊活中、飲み会など妊活以外の予定と排卵日が重なった際、どのように対応していますか?」と質問したところ、74.6%が妊活を優先すると回答しました。



性別ごとにみると、男性の86.5%、女性の62.5%が「予定よりも妊活を優先する」と回答しており、男性の方が+24%、妊活を優先する意識が高いことが明らかになりました。




また、前問で「どちらかというと妊活以外の予定を優先する」「妊活以外の予定を優先する」と答えた102名に対して「妊活よりも妊活以外の予定を優先することは、夫婦トラブルの原因になると思いますか?」と質問したところ、全体の4割が「既にトラブルが起きている(7.8%)」「まだトラブルは起きていないが、今後起きることがあると思う(32.4%)」と回答しました。性別でみると、男性48.1%、女性37.3%がその自覚をもっていることも明らかになりました。

妊活中にイラッとするパートナーの態度



全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「あなたは、妊活中、パートナー(結婚相手)の次のような言動についてイラッとした経験はありますか?」と質問したところ、男女ともに「パートナーの言動についてイラッとした経験はない」が最も高かった一方、女性は「妊娠に対して楽観的である」が35.5%、男性は「妊娠についてプレッシャーをかける」がイラッとした理由として27.5%でトップとなりました。

「その他(男性0.5%/女性1.0%)」の回答においては、「あきらめようとした」、「気遣いがない」などの回答が挙がっており、夫婦関係悪化の原因にもなりうる実態が垣間見えました。
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