2019年8月22日 更新

今年は日本での刊行40周年!絵本『はらぺこあおむし』の魅力

【図書館司書資格を持つママがオススメ絵本をご紹介!】こどもたちが好きな絵本としてよく名前があがる絵本『はらぺこあおむし』。そんなはらぺこあおむしの魅力と、ポップアップやバイリンガル、色んなバージョンで読める色んな『はらぺこあおむし』の絵本をご紹介します。

曜日感覚を身につける

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そして げつようび、
りんごを ひとつ
みつけて
たべました。
長男が幼稚園の年少組に入りたてだった頃、ママさん達の間で「子どもたちが‟曜日”をわかっているか?」ということが話題になっていました。

幼稚園に入ると曜日感覚が身についたり、好きなTV番組などでも曜日をだんだんと理解していきますが、『はらぺこあおむし』は日曜日から日曜日までの「あおむしの一週間の生活」を追ってお話が進んでいくので自然と曜日が覚えられますよ。

数の数え方を覚える

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月曜日はりんごをひとつ。
火曜日はなしをふたつ。
水曜日はすももをみっつ…。
というように、あおむしが食べるものは日を重ねるごとに増えていきます。

1個、2個…と数えないのもミソで「ひとつ、ふたつ…という数え方もあるんだよ」ということも教えてあげられますよ。

生き物の不思議に触れる

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「あっ ちょうちょ!」
あおむしが、
きれいな ちょうに なりました。 
卵から産まれたあおむしが、さなぎになり、蝶になる。

大人からしたら当たり前のことですが、子供たちにとってそれは当たり前ではなく「とってもふしぎなこと」だと思います。

実際には、卵→青虫→さなぎ→蝶という変化していく様子を目にすることって、時間もかかりますし難しいですが、『はらぺこあおむし』を読んでいると、昆虫の「変態」という性質をスッと理解することができます。

その他にもこんな魅力が

教育的な観点からも『はらぺこあおむし』はおすすめできますが、やはり最大の魅力は「絵本として面白いこと」だと思います。

土曜日には食べ過ぎて、おなかが痛くて泣いてしまうあおむし。可哀想な姿なのですが、思わず親子で「いくらなんでもたべすぎやろっ!」と突っ込んでしまうくらい食べてます。

はらぺこあおむし、食いしん坊だけどとっても可愛いです。
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どようびには、チョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズとサラミとぺろぺろキャンディーとさくらんぼパイとソーセージとカップケーキとすいかを食べます。

こんなにあるよ。色々な『はらぺこあおむし』

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むっく むっく

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