2026年9月1日 更新

9月25日は中秋の名月!星のソムリエが教える「お月見の楽しみ方」

地球に住む私たちにとって一番身近な天体のひとつが月!その中でも“中秋の名月”が最も美しいと言われています。晴れてさえいればどこからでも見える月。今回は「星のソムリエ」の筆者が中秋の名月の楽しみ方を教えます!

秋といえばお月見の季節。皆さんは家族で「お月見」を楽しんだことがありますか?

「家でお月見なんてちょっと大変そう…」と思っているママも大丈夫!大事なのは「楽しみたい」という気持ちです。「忙しい毎日だから準備なんてできないわ」と思うママでも、ちょっとした発想の転換でお月見を楽しむことができます。

1人でも多くの人に月の美しさを感じてほしい!今回は天体を愛し「星のソムリエ」の資格を持つ筆者が、中秋の名月と負担のかからないお月見の楽しみ方をご紹介します。

どうして「十五夜」にお月見をするの? 中秋の名月の由来を知ろう

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via HoshizukiAKO
日本で月を愛でる習慣が広まったのは、平安時代の頃といわれています。中国から伝わった風習をもとに、貴族たちが月を眺めながら詩歌や音楽を楽しむ「月見」を行っていたそうです。その後、江戸時代頃になると庶民にも広まり、秋の収穫に感謝する行事とも結びついていきました。

では、なぜ「十五夜」に月を見るのでしょうか?

実は、「中秋の名月」と呼ばれる日は、現在のカレンダーで毎年決まった日ではありません。

昔の日本では、現在の太陽暦とは異なる「太陰太陽暦(いわゆる旧暦)」が使われていました。この暦では、月の満ち欠けをもとに1か月の日付が決められており、新月の瞬間を含む日がその月の1日(ついたち)になります。

旧暦では、7月・8月・9月が「秋」にあたり、その真ん中にあたる8月を「中秋」と呼びました。

つまり、

7月 → 秋の初め
8月 → 秋の真ん中(中秋)
9月 → 秋の終わり


というわけです。

そのため、旧暦8月15日の夜に見える月を「中秋の名月」と呼ぶようになりました。「十五夜」という呼び方も、ここからきています。

「十五夜=満月」ではありません!

ここで、ちょっと意外なポイントがあります。

「十五夜」と聞くと、「満月の夜」のことだと思っている人も多いかもしれません。しかし、中秋の名月が必ずしも満月になるとは限りません。

旧暦では月の満ち欠けをもとに日付を決めていましたが、「15日=必ず満月」というわけではないためです。

天文学的な「満月」は、月が地球から見て太陽と反対方向になった瞬間を指します。一方、中秋の名月は「旧暦8月15日の夜の月」という暦の上で決められたもの。そもそも決め方が違うため、中秋の名月に満月が重なるとは限らないわけです。

2026年の中秋の名月はいつ?

気になる2026年の中秋の名月は、9月25日(金)です。

そして2026年は、ちょっと珍しい年でもあります。

中秋の名月:9月25日(金)
満月:9月27日(日)


なんと、2日もずれています!

国立天文台によると、中秋の名月と満月の日付が2日ずれるのは珍しく、2026年以前では2017年が該当し、次に2日ずれるのは2043年とのこと。つまり、2026年はちょっと特別なお月見の年なんです。

とはいえ、9月25日の月も満月にかなり近く、十分に美しい月を楽しめます。

「十五夜なのに満月じゃないの?」と疑問に思ったら、ぜひ子どもと一緒に「昔のカレンダーでは、月の満ち欠けを使って日にちを決めていたんだよ」と話してみるのもおすすめですよ。

お月見の楽しみ方

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お月見といえばお団子を用意し、ススキを飾って…というイメージがありますが、現代のお月見の楽しみ方は人それぞれ。一般的には月に見立てたお団子を15個お供えしたり、十五夜を別名「芋名月」(芋類の収穫を喜ぶ行事)と呼ぶことから里芋やさつまいもを丸く切ってお供えするという風習がありますが、ここでは現代風にアレンジした手軽にできるお月見の楽しみ方をご紹介します。

部屋の電気を消して月を眺めながらお団子を食べる

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中秋の名月が近づくとスーパーなどでも多くのお団子を見かけるようになります。お団子はみたらしでもあんこでもなんでもいいので、家族が好きなものを購入し、夕食後のデザートとして月を見ながらいただきましょう。この時、ぜひお部屋の電気を消してみてください。暗闇に身を置いて月を見上げると、その輝きがいっそう引き立ちますよ。

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星好きあこ 星好きあこ

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