子どもの心を育むために「どのように働きかければいいのだろう」「どんな教え方をすればいいのだろう」と、つい焦ったり、不安になったりしてしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな時には、子どもの心の発達を理解するためのキーワードをヒントにすれば、子どもをより深く理解できることができるかもしれません。心の発達を見守るキーワード、今回は【自己主張】編です。
そんな時には、子どもの心の発達を理解するためのキーワードをヒントにすれば、子どもをより深く理解できることができるかもしれません。心の発達を見守るキーワード、今回は【自己主張】編です。
ダメなことは根気強く教える
子どもの主張にまず耳を傾ける必要がありますが、いけないことはきちんと言い聞かせましょう。小さなころから「○○だからダメ」と理由を話す習慣をつけておけば、次第に言葉で理解できるようになります。根気強く教えていきましょう。
食べ物の好き嫌いは無理強いせず上手に折り合う
好き嫌いも、ママには困った自己主張のひとつです。料理に苦手な食材を混ぜるなどの工夫をしたり、おなかがすいていればたいていは食べるものです。無理強いは禁物ですが「もうひと口食べられたら遊ぼうね」などと促して、上手に折り合ってみましょう。食べられたときには、しっかりほめてあげます。
ルールを教えることは必要
子どもも家族の一員です。例えば、遊んだ後のおもちゃなど散らかしたものは片づけるなど、家族という社会のルールはきちんと教えていきましょう。子どもの成長に応じて、ママとパパでルールの意思統一をしておくと子どもも混乱しません。
「自分で…」の意欲をできるだけ尊重する
「自分でしたい」そしてできたときの達成感がとても嬉しい、そんな時期。靴を履くなど自分でチャレンジしたがるときは、危険なことでない限りやらせてあげたいものです。急ぐときはママがやってしまいがちですが、時間と状況が許す限り「自分で…」の意欲を尊重してあげましょう。