2021年11月9日 更新

効果的な教え方って?お金のプロがおすすめする『子どもへのお金の教育方法5選』

文部科学省や教育委員会などが中心となって設けている「教育・文化週間」がスタート!お金のプロ(ファイナンシャルプランナー)に「効果的な子供へのお金の教育方法」についてヒアリングを実施しました。

ライフプランにおけるお金の部分を総合的にサポートする株式会社シュアーイノベーションは、無料でライフプランニングを実施するサービス「マネーコーチ」に所属するお金のプロ(ファイナンシャルプランナー)に「効果的な子供へのお金の教育方法」についてヒアリングを実施。ヒアリングの中で最も多かった意見を5つにまとめ、文部科学省や教育委員会などが中心となって設けている「教育・文化週間」がスタートする11月1日に発表しました。

1.子どもの口座をつくる

お小遣いの一定の割合やお年玉などの臨時収入から貯蓄に回す習慣をつけさせたいと考える親は多いと思います。その中でも口座を作り「残高」が増えていく感覚を楽しませてみるのが効果的です。

貯金箱でも構いませんが、増えていると実感できるのは中身の見えない「重さ」より数値化された「残高」に積み重ねの大切さや達成感を覚えれるはずです。貯金箱からコソコソと使ってしまうようなことも防いでくれます。
<考えられる子どもへの影響>
銀行や郵便局へ足しげく通い貯金する楽しみを覚えれば、本当に欲しいもの(夢の実現)のためにマンガ本やお菓子を諦めるというように、優先順位や欲望のコントロールを教えることになります。本当に欲しいものを手にした時、苦労し我慢した自分を誇らしく感じることでしょう。

2.毎回、子どもの欲しいものを買い与えない

お子様にとって、お菓子やジュース・新しいおもちゃはとても魅力的で、欲しがるままに親が買い与えていたら、いつまでたっても我慢する力は身につきません。また、お小遣い制になってしまうと使える金額に制限が出てしまうので、子供の側からすると都度出してもらう方が不便がないので楽を覚えてしまいます。
<考えられる子どもへの影響>
お金教育を通じて、自分の欲求をコントロールする力を身につけることは、行動範囲が増え自分でお金を使う機会が増える思春期以降、お金に関して節度ある行動を取れるようになります。

3.子どもに家庭内のお手伝いをさせる

お手伝いの報酬としての「おだちん」をあげるのもお子様のお金教育になります。「お金は働いて手に入れるもの」という概念をお子様に分かりやすく伝えることができ、どうしても欲しいものに手が届かなければ自主性も生まれてきます。ただし、何かをすれば必ずお金で報酬がもらえると思い込んでしまう恐れがあるので注意も必要です。

<考えられる子どもへの影響>
働くことの大切さを知り、家族内で役割を持つことで責任感が育ちます。年齢や能力に合わせたお手伝いで達成感も生まれ、親子のコミュニケーションも深まります。社会に出て一人暮らしすることになったとしても、慌てることなくスタートがきれるようになります。

4.おこづかい制にする

見えないお金(キャッシュレス・クレジットカード・電子マネー・スマホ決済)が増えたことで、大人でも使えるお金の限度を見誤る方が増えてきています。「おこづかい制」を取り入れる事で、使えるお金の限度内での工夫思考やお金に対する価値観が生まれ、正しいお金の使い方を知ることができます。

<考えられる子どもへの影響>
決められたお金をどのように使うか、欲しいものがあったとしても、お金が足りないと手に入らないという事実を学んで、我慢する心を養うことができお金の管理を学べることができます。すぐに使い切りそうだと考えられる性格のお子様にはしばらくの間は管理方法を教えてあげるのがおすすめです。
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この記事のライター

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