2020年8月18日 更新

備えておくと役に立つ!普段使いから災害備蓄食にもなる「箱とうふ」とは

9月1日は「防災の日」。いざというときのために、命をつなぐ「食」と「水」を備えることは大切です。農林水産省も備蓄食として推奨している「箱とうふ」の魅力と、災害時に真似したい簡単レシピをご紹介します。

2020年に入り、新型コロナウイルスが大流行。また、7月上旬に日本列島の広い範囲で豪雨に襲われたほか、6月、7月には千葉県や茨城県で地震が観測されるなど多くの災害に見舞われています。

そのような中で注目を集めているのは「備蓄食」。いざというときのために、命をつなぐ「食」と「水」を備えることは大切です。そこで今回は、農林水産省も備蓄食として推奨している「箱とうふ」の魅力と、災害時に真似したい簡単レシピをご紹介します。

データでみる防災意識の変遷!防災対策をしている人は年々増加傾向

年々向上する防災意識!「防災対策をしている人」は初の4割越え!

セコムの調査によると、防災対策を行っている人は44.0%と、今回の調査で初めて4割を超える結果に。具体的にどのような防災対策をしているか聞いたところ、「食料・生活用品の日常的な備蓄(65.5%)」と、過半数の回答者が普段から食料を始めとする生活必需品の備蓄を実施していることが分かります。
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自然災害やコロナ禍で防災食品市場が急成長!

2011年に東日本大震災が発生して以降、2016年には熊本地震、2018年には西日本豪雨、北海道胆振東部地震、2019年には台風19号、そして2020年には新型コロナウイルス感染症の蔓延など、日本列島は、地震、台風、豪雨など多くの災害に見舞われています。

それにより、2019年度の防災食品市場規模は、2015年度に比較すると167.8%に拡大。また、前年度と比べても新型コロナウイルス感染症の蔓延などによる一般消費者のまとめ買いが発生していることなどから、134.8%増となる見込みです。
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今更聞けない!備蓄食と非常食の違いとは?

備蓄食とは、災害時に使用する「非常食」だけでなく、日常で使用し、災害時にも使える「日常食品」の2種類を含んだ総称のこと。つまり、非常食は備蓄食の1つということになります。

備蓄食:「非常食」と「日常食品」をバランスよく備えることが大切です。

【非常食】
主に災害時に使用するもの。つまり、災害時に生き残るため、必要最低限のエネルギーを補給できるものを指します。食べ慣れない味であることが多いので、事前に味見をしましょう。

【日常食品】
日常から使用している食品の内、賞味期限が比較的長めで、災害時にも使用できるもの。少し多めに買い置きしておき、使用した分だけ新しく買い足すことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく「ローリングストック」が推奨されています。

参考:https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook/pdf/stockguide.pdf

災害時の備えは大丈夫?栄養バランスや使い勝手を考えた備蓄食の選び方

Q:備蓄食を用意するにあたり押さえておきたいポイントは?
A:災害時は生命維持のため、カロリーが高く、エネルギー源となる炭水化物ばかりを摂取しがち。しかし、カロリーだけを考えて食事をしていると、バランスの悪い状態が続いてしまいます。不足しがちな「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」を摂取できるようバランスの良い備蓄食を用意しましょう。
☑農林水産省も推奨!栄養満点「箱とうふ」がローリングストックにピッタリ!
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「箱とうふ」は豆乳とにがり(凝固剤)を液体の状態でそのまま容器に充てんし、容器成型さ れた後に熱をかけるため、容器の中で豆腐になります。独自の豆乳殺菌法と無菌充填技術によ り、保存料を使用せずに要冷蔵で長期間保存(180日間)が可能に。「開けたときが、できたての味」の「箱とうふ」で不足しがちな「タンパク質」を摂取でき、備蓄しておきたい食品の一つです。
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