分厚いホットケーキが作りたい！森永製菓が伝授する「オモテ技」を試してみた結果 (page 2)

焼きすぎない

ホットケーキの焼き時間の目安は、弱火で表面が3分、裏面が2分です。あまり焼きすぎると、ホットケーキの膨らむ力が少なくなってしまいます。よくいわれることですが、ひっくり返す目安はプツプツと穴が空いてきたくらいです。

ただ、しっかり3分焼いたとしても、火加減によってはまだ焼けていないこともあります。逆に、火が強すぎて焦げてしまうこともあります。ガスコンロの場合は特に火加減が難しいので、何度か焼いてちょうどよい火加減を探すのがおすすめです。

一気にひっくり返す

ホットケーキは一気にひっくり返すことで、全体が均一に膨らむようになります。裏返すのが苦手な人もいるでしょうが、ためらわずに思い切ってひっくり返しましょう。

ただ、あまり強く叩きつけるようにすると、中の生地が飛び出したり生地が潰れてしまうこともあります。適度な力で、軽く叩きつけるようにひっくり返すのがポイントです。

作ってみた結果

via genki-mama.com

森永のオモテ技を忠実に守って作ってみた結果、いつものペラペラとは比べ物にならないほど膨らみました。しかし、パッケージの見本写真のようにはいかず、期待していたほどの膨らみではありませんでした。

少し膨らみが少なかった原因としては、焼き加減に問題があったと思っています。弱火で3分きっかり測って焼いたのですが、弱火すぎたせいで3分では焼ききれなかったのです。一度火を少し強めて焼き時間を伸ばしたため、膨らむ力が少なくなってしまったのだと思います。

そこで、何回か焼いて火加減を調整し、3分でちょうど良く焼ける火加減を探しました。何回か焼いてちょうど良い火加減を探り当てた結果、最初よりも厚みのあるホットケーキが作れるようになりました。その結果がこちらです。

via genki-mama.com

少し焦げましたが、最初に作ったときよりもふっくらと全体的に厚みのあるホットケーキに仕上がりました。中もフワフワで、1枚でも満足するくらいのボリュームでした。

イチゴやクリームなどで飾ると、いつもとは比べ物にならないくらいの豪華なホットケーキが出来上がります。しかし、まだまだ改良の余地はありそうなので、もう少し試行錯誤していこうかと思っています。

まとめ

ホットケーキは型を使うときれいにふっくら焼けますが、いちいち型を使うのは面倒ですよね。しかし、この「オモテ技」をしっかりと守るだけで、普段よりは厚みのあるホットケーキが作れます。

ただ、各家庭の調理器具によっても焼き加減が変わるため、おそらく一度で完璧に焼くのは難しいと思います。上手に焼くためには、何回か試して焼き方を確認していくしかありません。オモテ技をしっかり守りながら、自分なりの焼き方をマスターしましょう！