2019年8月26日 更新

初めて食べ物を食べさせるお祝い『お食い初め』の行い方

塗りのお椀に一汁三菜の料理を並べ、赤ちゃんに食べる真似をさせて、一生食べ物に困らないようにとの願いを込めましょう。

お食い初めは、平安時代から行われていたとも言われる伝統的な内祝いです。
行事を行う日取りは、男の子は100〜130日目、女の子は早く台所仕事をするようにという意味で、100〜110日目と少し早めです。
塗りのお椀に一汁三菜の料理を並べ、赤ちゃんに食べる真似をさせて、一生食べ物に困らないようにとの願いを込めます。

必要なものを用意しましょう

 (127860)

本格的にするなら祝い膳を用意しますが、普段使いできる茶碗と汁椀、箸を新調するだけでもOKです。
原則は新品ですが、お下がりや離乳食用の食器でも問題ありません。しきたりにとらわれず、どんなスタイルにしたいかを明確にしましょう。

歯がための石は何のため?

今のように入れ歯などない時代は、歯が生きる力そのものでした。石のように硬く、丈夫な歯になるようにと考えて石を置くのはその名残です。
石は、川原やお宮参りの境内で拾った小石などを洗って使いましょう。

食器レンタルも有り!

お金はあまりかけたくない。でも本格的な儀式にのっとってやりたい!そんな方は食器レンタルがおすすめです。
1日2000〜3000円程度の値段で、お膳が1セット借りられます。

祝い膳を用意しましょう

 (127859)

お祝いの食事は、一汁三菜が基本です。ご飯、汁物、尾頭つきの魚、煮物、酢の物に歯がための石を添えます。
食べる真似の儀式なので、普段の食事を少し変えるだけでもよいでしょう。ちょうど離乳食をはじめる頃なら、赤ちゃんが食べられるもので行ってもOKです。
・ご飯‥赤飯、白飯、白がゆなど

・汁物‥はまぐり、鯛、鯉の吸い物など

・尾頭つきの魚‥定番の鯛や土地でとれた魚など

・煮物‥おめでたい食材、たけのこ入りの筑前煮、季節の海や山の幸などを炊き合わせて

・酢の物‥紅白のなますなどめでたいものを

・歯がための石‥一生歯が丈夫であるように小石を置いて

食事は和風でなくてもOK!

お食い初めは料理の内容より儀式そのものに意味があるので、伝統的な和食にこだわらず、家族が好きな洋風にしてもOKです。
洋風の場合のメニューは、ピラフ、スープ、煮魚、サラダなどになります。
26 件

この記事のライター

元気ママ公式 元気ママ公式

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧