2023年11月4日 更新

3ヶ月頃までの赤ちゃんの『背中スイッチ』を防ぐ!コツ&テクニック

寝かしつけた赤ちゃんをベッドに下ろすと、『背中スイッチ』が発動して起きてしまうことはありませんか?この記事では、背中スイッチの防ぎ方、コツ&テクニックをご紹介します!

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赤ちゃんを抱っこで寝かしつけてからベッドに下すと、途端に起きてしまうことはありませんか?この現象を『背中スイッチ』と言います。

背中スイッチがオンになってしまうと、せっかく寝たのにまた一から寝かしつけをしなければならなくなります。寝かしつけのために赤ちゃんをずっと抱っこしていると、その間ママは何もできませんよね。そうするとママのイライラも募り、赤ちゃんもその雰囲気を察して更に寝なくなり…と悪循環になります。

そこで今回は、生活リズムが整ってくる3ヶ月頃までの赤ちゃんに有効な『背中スイッチの防ぎ方』のテクニックをご紹介します!

背中スイッチの原因

  • 生まれてから布団やベッドではなく抱っこで寝ることが習慣になっている
  • 環境の変化を察知して目を覚ましやすい
  • 生理的不快や危険に敏感ですぐに目を覚ますようになっている
  • 浅い眠りになることが多い
  • 以上のようなことが原因で「背中スイッチ」がオンになっている時は、少しの間何もせずに赤ちゃんの様子を見てみましょう。赤ちゃんは寝ぼけて泣いているだけのこともあるので、少し待つことでまた眠りにつくこともあります。

    1~2分様子を見てみてまだ泣くようであれば、次に紹介する4つのテクニックを試してみましょう。

    ※参考:『初めてのひよこクラブ』2023年冬号

    背中スイッチの発動を防ぐ!4つのコツ&テクニック

    1.抱っこ以外の寝かしつけをしてみよう

    赤ちゃんがベッドに置かれたときに目を覚ますのは、「抱っこで温められた体が冷たいベッドに触れると刺激を感じて目を覚ますため」または「抱っこから離されると不安になって目を覚ますため」だと考えられます。

    逆説的に言えば、抱っこで寝かしつけるからこそ、置いたときに起きてしまうのです。

    赤ちゃんが眠い時のサイン(あくび、指しゃぶり、目をこするなど)をしたら、すぐに抱っこするのではなく、眠さで泣いてしまう前に布団に寝かせた状態で寝かしつけてみてください。おでこを撫でたり、静かな音楽を流すなど、あなたの赤ちゃんに合った寝かしつけ方法を探してみましょう。

    2.部屋を暗くしてみよう

    夕方以降は薄暗い環境の中で静かに過ごすことで赤ちゃんの眠気を誘います。これは、メラトニンというホルモンの分泌を促すためです。メラトニンは暗闇に反応して出るホルモンで、睡眠の質を高める効果があります。

    赤ちゃんに“寝るときは暗い”と認識させるためにも、リビングでは照明をつけ、寝る時の寝室では暗くする、と分けるようにしましょう。寝室でおむつ替えをするときなどに使用する床置きの照明は、赤ちゃんの視界に入りづらいのでおすすめです。

    3.おくるみで包んで安心させる

    低月例の赤ちゃんは、おくるむで包むと「ママのお腹の中ですごしていた体勢に近くなるので安心する」と言われています。

    赤ちゃんの両手が出ないように包み、そのままベッドに寝かせると良いでしょう。ただし、寝返りを打つようになると危険なので、その頃にはおくるみは卒業しましょう。

    4.朝夜のルーティンを作ろう

    朝夜のルーティンを作ることも大切です。

    朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴び、顔を拭いてオムツ替えや着替えをし、日中には外気浴やお散歩などをしましょう。

    朝夜のルーティンは、赤ちゃんの体内時計を整えるのに役立ちます。体内時計は日の出と日没に合わせて調整されるもので、朝日を浴びることで活動モードに切り替わります。また、日の光を浴びるだけでも赤ちゃんは疲れるものです。昼間に日の光を浴びると、夜はぐっすり寝るようになります。

    夜には、授乳や絵本の読み聞かせはメリハリをつけるためにもリビングで行うのがおすすめです。19時頃までにはリビングの照明を少し暗くしてからお風呂に入れ、20時頃にまだ起きている状態で暗くしたベッドに寝かせて、添い寝で寝かしつけると良いでしょう。

    ※注意:低月齢の赤ちゃんは皮膚が薄いため、長時間の日光浴はおすすめできません。日光浴は生後1ヶ月を過ぎてから、最初は5分程度の短い時間に収め、徐々に10分、20分と延長していきましょう。
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    にゃー にゃー

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