「睡眠の日」とは?
3月18日と9月3日、春秋2日ある「睡眠の日」。2011年に、精神・神経科学振興財団と日本睡眠学会とが協 力して年に2回定め、3月18日は、世界睡眠医学会が「世界睡眠の日」としており、9月3日は「ぐっすり」の語呂合わせからきています。
誰もがもっている睡眠ホルモン「メラトニン」
メラトニンは、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。つまり、眠りや目覚めをコントロールする成分!メラトニンは、母乳にも含まれています。
雪印ビーンスタークの母乳研究で分かってきたことは、母乳中のメラトニン含量は、昼間よりも夜間に大幅に高くなる日内変動のリズムがあります。このように昼夜で母乳の成分が異なることは、赤ちゃんの睡眠・覚醒リズム の発達にも関わっていると考えられています。
雪印ビーンスタークの母乳研究で分かってきたことは、母乳中のメラトニン含量は、昼間よりも夜間に大幅に高くなる日内変動のリズムがあります。このように昼夜で母乳の成分が異なることは、赤ちゃんの睡眠・覚醒リズム の発達にも関わっていると考えられています。
母乳中のメラトニンが昼と夜では大きく変化するって本当!?
母乳中の成分が昼と夜では大きく変化します。 赤ちゃんにとって理想的な栄養源である母乳は、ママの生体から分泌されるため、その量や成分は一定ではありません。そこで、母乳の成分が1日の中でどのように変動しているのかを調べてみると、特に夜間の母乳で大きく増加したのが睡眠を調節す るホルモンであるメラトニン。個人差もありますが、最大で昼夜の濃度差が35倍もありました。
また、就寝時刻が遅いママほど夜間の母乳中メラトニン濃度が低く、昼夜の差が少ないこともわかりました。生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別なく、短い時間で寝たり起きたりを繰り返します。
この睡眠・覚醒リズムは、母乳を栄養源に脳や神経系が成熟 するとともに形成されていきますので、授乳期のママは、普段の生活習慣にも気を配りたいものですね。
また、就寝時刻が遅いママほど夜間の母乳中メラトニン濃度が低く、昼夜の差が少ないこともわかりました。生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別なく、短い時間で寝たり起きたりを繰り返します。
この睡眠・覚醒リズムは、母乳を栄養源に脳や神経系が成熟 するとともに形成されていきますので、授乳期のママは、普段の生活習慣にも気を配りたいものですね。
ポイント① 昼夜のメラトニンの 濃度差は最大35倍!
ポイント② 個人差もすごい メラトニン濃度
ポイント③ 就寝時刻が遅い母親ほど、夜間の母乳中のメラトニン濃度が低い
ポイント④ 睡眠時間が長い母親ほど、夜間の母乳中のメラトニン濃度が高い
●授乳期の母親が生活習慣を整えることが、夜の母乳中メラトニン濃度の変動に寄与すると考えられている
ポイント② 個人差もすごい メラトニン濃度
ポイント③ 就寝時刻が遅い母親ほど、夜間の母乳中のメラトニン濃度が低い
ポイント④ 睡眠時間が長い母親ほど、夜間の母乳中のメラトニン濃度が高い
●授乳期の母親が生活習慣を整えることが、夜の母乳中メラトニン濃度の変動に寄与すると考えられている
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