2023年3月10日 更新

日本の子育て環境が海外よりも優れている点とは?外国にいると感じる羨ましいところ《5選》

実際に日本で生活していると気付きにくい「日本での子育て」で良いと感じるところを、フランス在住2児ママがお伝えします。

駅に「エレベーター」があるのは当然じゃない

筆者は関東地方出身ですが、よく利用する駅にはもれなくエレベーターがあるので、日本にいてベビーカーでの移動に困った経験がほとんどありません。

一方フランスでは、大きい駅にはエレベーターがありますが、地下鉄はエレベーターがある駅の方が少なく、あったとしても全ての階層に設置されているわけではないので、ベビーカーを抱えて階段を昇り降りする必要があります。

また、外出時にエレベーターがある地下鉄の路線を選んでいても、故障していて使えないことも多いためとても不便です。ちなみに筆者は、フランスのエレベーターに2度も閉じ込められたことがあり、設備に関しては日本の方が格段に良いと感じています。

病院へのかかりやすさ

日本ですと、子どもの体調が悪い時は「小児科」、目が痛い時は「眼科」、皮膚トラブルなら「皮膚科」と、直接専門医のところに行って診察を受けますよね。診察時間内なら予約なしで好きな時間に行けるので、子どもが突然怪我をした場合などにも助かります。
一方フランスはというと、かかりつけ医制度があり、まず初めにかかりつけ医の診察を受けてから専門医への紹介状を書いてもらいます。血液検査やレントゲンなども別の場所になります。

かかりつけ医も時間帯ごとの予約制で、人によりますが数日からひどい時は数週間後!その後の専門医も予約が数週間から数ヶ月待ちです。初めから専門医にかかることもできますが、保険の還元率が変わってきます。

フランスの場合、深刻な場合は救急車や医者の往診を呼び、そこまでではないが予約なしでその日のうちに診てもらいたい時は救急外来へ行ったり、軽い怪我の時は薬局で相談したりします。

日本にいる時に救急外来を頼ったのは1回きりですが、フランスでは何度も怪我や病気を救急外来で診てもらいました。

小さい子どもを連れて救急外来で長時間待ったり、検査のため何ヶ所も行くのは大変なので、日本のシステムの方が手間が少なく便利だなと感じています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?筆者が感じた『日本での育児』で羨ましいところをお伝えしました。筆者自身も、日本で暮らしていた時はその良さにあまり気付いていませんでしたが、外側から見ると「こんなに素晴らしかったんだ!」と驚きました。

今回ご紹介の内容は一例として知っていただければ嬉しいです。

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Mei Mei

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