2023年3月10日 更新

日本の子育て環境が海外よりも優れている点とは?外国にいると感じる羨ましいところ《5選》

実際に日本で生活していると気付きにくい「日本での子育て」で良いと感じるところを、フランス在住2児ママがお伝えします。

テレビやインターネットなどで「日本は子育てしにくい」「欧米は子育て支援が充実している」などの情報を目にすることがありませんか?

日本に住んで育児をしていると気付きにくいかもしれませんが、海外で育児をしていると『日本の育児環境が羨ましい』と思う点が実はたくさんあります。

今回は、フランス在住で2人の子どもを育てているママの視点から、そんな日本の「羨ましいと感じる点」をご紹介します!

日本は「育児休業給付金」が充実している

日本で育児休業を取得すると「育児休業給付金」が支払われますよね。時期によっても違いますが、賃金月額の67%か50%が支給されます。(注:下記画像を参照してください)
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フランスは、出産前後16週間(子どもの数により増えます)の産休期間は給料とほぼ同額の手当(上限あり)が支給されます。

一方で育児休業は、支給金額が「一律422,21ユーロ」(2023年2月現在、約6万円)なので、とても少ないですよね。また、育児休業は3年間取得できますが手当が出るのは2年間のみ。
周りのママを見ていると、育児休業を取得している人もいますが、やはり産休期間が終わるとすぐに仕事復帰している人が多い印象です。

日本の「児童館」は充実している

日本では各自治体ごとにたくさんある「児童館」。広くてきれいなスペースにおもちゃが用意されていたり、様々なイベントなどが楽しめたり、また「育児相談」にのってもらえたりと、乳幼児がいるパパ・ママにはとっても助かる施設です。

フランスにも似たような施設はありますが、数も少なく規模も小さいです。無料の施設もありますが、基本的には有料の所が多く、筆者自宅最寄りの施設は1時間3ユーロ(約420円)になります。

一見良心的な金額にも見えますが、日本の児童館の内容を知っている筆者からすると高く感じてしまいます。上記でお話したように「フランス人は育児休業をとる人があまり多くない」ため児童館自体が必要ないのかしれません。

またフランスの施設には「育児相談」というサービスはなく、服装も普通なので誰がスタッフなのか分からない時も多いです。

日本の「イベント」や「遊ぶ場所」は充実している

「キャラクターショー」や「恐竜展」など様々なイベントがある日本。その他「アンパンマンミュージアム」や「キッザニア」など、子ども向けの施設が多いですよね。
フランスにも室内遊戯施設などありますが、実際に筆者の子どもが遊んでも日本の内容を知っている娘はすぐに飽きてしまいます。
日本にいる時は「選択肢がありすぎて」どこに連れて行こうか迷いますが、フランスでは「選択肢が少なすぎて」どこに連れて行こうか迷います。
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この記事のライター

Mei Mei

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