2022年4月14日 更新

日本って素晴らしい!海外に住んで感じた日本の良い所【育児編】

普段はあまり意識しませんが、海外で暮らしていると日本のすごいと思う所がたくさんあります。筆者目線にはなりますが、育児をしていて感じる日本の良い所をまとめました。

gettyimages (305095)

筆者は日本生まれの6歳の女の子とフランス生まれの7ヶ月の男の子のママでフランスに住んでいます。

筆者の中でフランスは先進国の中でも出生率が高く、また出産後もすぐに仕事に復帰する人が多いため、政策などが充実しているイメージがありましたし、実際に日本とフランス両方で妊娠・出産を経験してみて、フランスの方がいいなと思った所(保険加入していれば基本的に無料など)もあります。

しかし、コロナ禍前は頻繁に日本(首都圏)へ一時帰国していたのですが、フランスで子育てをしてから日本へ行くと、日本にいた時は今まで当たり前だと思っていたことが「こんなに素晴らしかったんだ!」と気付かされます。また、筆者のフランスに住んでいる日本人ママの友人達と会った時も、同じ意見で盛り上がります。筆者目線にはなりますが、そんな外から見て気付いた日本の子育て(お出掛け)しやすいと感じた所をまとめました。

公共交通機関

gettyimages (305126)

日本の駅ですと、エレベーターやエスカレーターが設置されている所が多いと思います。フランス(パリ・パリ近郊)では、新しい地下鉄の路線には設置されていますが、その他の駅は階段のみの所がたくさんあります。主要駅にも設置されていますが、全ての場所にある訳ではなく階段移動も多いです。ちなみに筆者はフランスで2回、エレベーターに閉じ込められたことがあります。特に上の子と一緒だった時はトイレの心配など、出られるまでどのくらい掛かるのかと不安になりました。
また郊外線の一部の路線ですが、乗り口がホームより高い位置のため階段が付いており、ベビーカーを抱えて乗り降りする必要があります。こちらからお願いしなくても周りの人から「手伝おうか?」と声をかけてもらえるのはとてもありがたいですが、筆者の知っている限りほとんどの駅にエレベーターなど設置されている日本は、子連れでもとても出掛けやすいと感じます。

トイレ・授乳室

gettyimages (305213)

スーパーや駅にベビー休憩室があったり、トイレ内にベビーチェアやオムツ換えスペースがあるのが普通に感じる日本。ベビー休憩室にお湯があったり、食事スペース・授乳室・オムツ交換台など機能が充実していますよね。
フランスでは、大人用のトイレを探すのも一苦労です。郊外の大型スーパーやショッピングモールにはありますが、都市部のデパートや駅は有料の場合がほとんどです。パリですと道に公衆トイレがありますが、日本人の感覚ではとても衛生的とはいえず…。カフェなどでトイレを借りることも出来ますが(観光地では断られる場合あり)、狭い階段を降りて地下だったり狭かったりと、ベビーカー・子ども連れには向いていません。
では、フランス人何人かにどうやってオムツを換えているのか聞くと、全員から「どこでも」とのこと。実際に公園のベンチ、レストラン・カフェ、ベビーカーでなどでしているのを見ます。授乳に関しては、フランスではミルクをあげる人が多く完全母乳のママは少ないですが、やはり公園、レストランなどであまり隠さず授乳しています。不便だけど周りの目を気にしなくて良い所はラクですが、やはりトイレ事情で困ることが多いのも事実です。

自動販売機・コンビニ

gettyimages (305216)

子どもとのお出掛け、特に子どもがまだ小さい時はオムツや着替え、飲み物・おやつなど荷物がたくさんになってしまいますよね。でも日本ですと自動販売機やコンビニが至る所にあるので、出掛ける時に飲み物など家から持って行かなくても大丈夫ですが、フランスでは自動販売機は駅の構内くらいでしか見かけません。出てこなかったり、買っている人や補充する人もほとんど見ないため品質に不安もあります…。

街中で見かける「キオスク」という新聞・雑誌などの売店では飲み物など購入出来ますが、種類も少なく日本と違いスーパーで購入する時の3倍くらいの値段のためいつも家から持って行く必要があり、必要なものがすぐに手に入る日本だと持ち物が少なく済むので、お出掛けがしやすいと感じます。
23 件

この記事のライター

Mei Mei

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧