好き嫌い・小食・遊び食べなど、子どもの食事の悩みを解決するには、まず子どもの様子や生活をよく知ることが大切です。食事の悩み解決のポイント、今回は【遊び食べ】についてご紹介します。
「遊び食べ」は食に興味を持ち始めた証し
ママに食べさせてもらっていた赤ちゃんのころと違って、1才を過ぎると自分で食べたがるようになります。最初は上手に食べられないので、食べものをベタベタと触ったり、握りつぶしてぐちゃぐちゃにするなど、まるで食べ物で遊んでいるように見えることもあります。
でもこれは子どもが“食事に関心を持ち始めた”という証拠。汚しながらも自分で食べるのなら、次第に食べ方も上手になっていきます。
でもこれは子どもが“食事に関心を持ち始めた”という証拠。汚しながらも自分で食べるのなら、次第に食べ方も上手になっていきます。
食事に集中できるのは10~15分
1~2才代は、好奇心の塊の時期です。興味の対象が次々と変わるので、食べることに集中できるのは10~15分程度。そのためそれ以上食事の時間をとると、遊び食べを始めてしまいます。
気が散ってきたら、ママは食事に注意が向くような声かけをしましょう。30分は様子をみて、それでも食べないようなら満腹なのかもしれません。「食べないならごちそうさましようね」と子どもに確認してから片付けましょう。
気が散ってきたら、ママは食事に注意が向くような声かけをしましょう。30分は様子をみて、それでも食べないようなら満腹なのかもしれません。「食べないならごちそうさましようね」と子どもに確認してから片付けましょう。
汚れてもいいような工夫を
遊び食べをすると、服や食卓まわりが汚れることに。後片付けのことを考えると、ママも頭が痛いですよね…。でも、手づかみで食べたり、皿から皿に移したりすることで、子どもは食べ物の感触を確かめながら自分で食べることを学んでいます。
汚されるのを嫌がって手づかみを禁止するのではなく、ママは子どもの行動を予想して、汚されてもいいようにビニールシートを敷くなどして、自分で食べさせる工夫をしましょう。
汚されるのを嫌がって手づかみを禁止するのではなく、ママは子どもの行動を予想して、汚されてもいいようにビニールシートを敷くなどして、自分で食べさせる工夫をしましょう。
まとめ
今回は、子どもの食事の悩み【遊び食べ】についてご紹介しました。遊び食べは、自分で食べられるようになるための最初のステップです。ママは「汚すから」と嫌がらず、ある程度は見守ってあげましょう。