2019年8月26日 更新

【ママの教科書】症状別・赤ちゃんの病気と受診のタイミング <口の異変編>

いざという時のために知っておきたい!症状から予測される赤ちゃんの病気と受診の目安をご紹介します。

赤ちゃんの具合が悪いとき、ママがまず知りたいのは「何の病気か」「すぐに受診するべきかどうか」です。いざという時のために知っておきたい!症状から予測される病気と受診の目安をご紹介します。今回は「口の異変」編です。

飲む量や食べる量が減ったら口の中をチェック!

赤ちゃんがかかりやすい病気の中には、手足口病・ヘルパンギーナ・アフタ性口内炎など、口の中に発疹ができたり炎症が起きたりする病気があります。

口の中に発疹や口内炎ができると、痛みで食欲が落ちたり、ひどい場合は水分をとるのも嫌がる場合があります。飲む量や食べる量が落ちた時は口の中をチェックし、発疹や口内炎ができている場合は早めに受診しましょう。

頬の内側や舌の表面の“白い斑点”に注意

低月齢の赤ちゃんでは、頬の内側や舌の表面に白い斑点ができることがあります。一見、母乳やミルクがついたようにも見えますが、これはカンジダという菌が原因の「鵞口瘡(がこうそう)」という病気です。

ひどくなると、痛みで母乳やミルクを飲むのさえ嫌がるようになるため、脱水なども心配です。薬で治療すれば良くなるので、白い斑点に気が付いた時は、すぐに受診しましょう。

舌の異常が病気のサインの場合も

川崎病や溶連菌感染症では、舌に赤いポツポツができて舌がイチゴのようになる独特の症状が現れます。発熱や発疹など他の症状も伴いますが、イチゴ状の舌に気付いた時は受診が必要です。

受診の目安

診察時間内に受診
・口の中に発疹や口内炎ができて痛がり食欲が落ちている
・舌に赤いポツポツができてイチゴ状になっている
・頬の内側や舌の表面に白い斑点がある

診察時間外でも受診
・水分がとれず、元気がなく、体重が減っている

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