2019年8月21日 更新

赤ちゃんに起こりやすい事故・「誤飲」のときの対応

筆者の娘は8カ月の赤ちゃん。お座りができるようになり先日転倒しケガをしました。改めて赤ちゃんや育ち盛りの子どもは目が離せないと再確認しました。

専門家の指示を受け、水などを飲ませ、指を子どもの口の中に入れ、舌の奥を下に押し、吐き気を起こすようにして吐かせます。
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次の場合は水を飲ませたり、吐かせたりしてはいけません。

以下の症状や以下の場合には水を飲ませたり、吐かせてはいけないので要注意です。
●意識がないとき(119番通報後、気道を確保し回復体位を取らせる)

●けいれんのあるとき

●弱酸性、強アルカリ性(洗剤など)を飲んだ場合

●口や唇のまわりに飲んだものでただれがあるとき

●ガソリン・灯油・マニキュア液・除光液など揮発性のものを飲んだ時
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たばこの誤飲の注意事項

【32年連続で1位の「たばこの誤飲」 】

たばこの誤飲の症状は吐き気、嘔吐から始まり、顔色が蒼白になったり、呼吸・脈拍が早くなることがあります。大量に吸収されると意識障害やけいれんが起こり、呼吸が停止する場合もあります。

ほとんどの場合は吸収される前に吐き出しますが、子どもでは、たばこ1本に含まれるニコチンが致死量となります。
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たばこの誤飲の応急手当

●大急ぎで口に残っているたばこをぬぐい取ります

●口に指を入れて吐き出させます

●水や牛乳を飲ませてはいけません(ニコチンの吸収を高めます)

●体を保温し、急いで医療機関へ
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まとめ

「誤飲」を始め事故を防止するには、できるだけ赤ちゃんや子どもから目を離さない様にすることです。子どもの成長・発達に応じて一歩先駆けて室内を整理整頓し、危険物を避けるなど心がけることが大事、となってきます。
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moo-chan moo-chan

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