赤ちゃんの肌の構造や役割は大人と同じですが、機能はまだまだ発達途中。皮膚が薄く、バリア機能が弱いので、想像以上に敏感です。そんなデリケートな赤ちゃんの肌は適切なケアで守ってあげる必要があります。今回は、赤ちゃんの肌のケアポイントを季節ごとにご紹介します。
【春】
紫外線が強くなってくるのは3月頃からです。日差しの強いときのお出かけの際は、帽子やベビーカーの幌を利用して直接日光が当たるのを避けましょう。薄着のときは、薄手の長袖の上着を用意しておくと日焼け予防や寒さ対策に重宝します。
【夏】
高温多湿な夏場は、特に多く汗をかいています。汗は肌トラブルのもとになるので、こまめに拭いたり、シャワーで洗い流したりしましょう。もちろん汗でぬれた服は早めに着替えさせます。また、日差しが強い時季なので、外出するときは紫外線対策を忘れずに!
【秋】
日中に暑いときがあっても、朝晩は涼しくなり、そろそろ空気が乾燥してくる季節です。外出するときは、肌が露出しているかさつきやすい部分をクリームで保護してあげると◎。ただ、暑いときはまだまだ汗をたくさんかくので、まめに汗を拭くなどのケアを忘れずにしましょう。
【冬】
気温と湿度が低くなるので、肌がもっとも乾燥するときです。ローションやクリームなどで、肌の保湿・保護をしっかりします。また暖房器具を使うときは、室内が乾燥しやすく、暖まりすぎると汗をかきやすくなるので注意が必要。加湿器をセットしたり、衣服で調節をしましょう。