2023年1月6日 更新

【体験談】ウイルス性胃腸炎に1歳と4歳の子どもが感染!我が子が感染したらどうする?

ウイルス性胃腸炎が流行する季節。1歳の娘の感染を機に、息子、筆者、父と順番に家庭内感染…!もし、我が子がウイルス性胃腸炎に感染しらどうすれば良いのか?我が家の体験談をご紹介します。

冬になると毎年流行するウイルス性胃腸炎。我が家も1歳の娘の発症を機に、年少の息子、筆者、父親と家族全員が感染しました。

今回は、家族全員がウイルス性胃腸炎になった時の状況、大変だったこと、ウイルス性胃腸炎が流行するシーズンに備えておくと助かる対処法をご紹介します。

ウイルス性胃腸炎とは?どんな症状が出る?

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筆者の1歳の娘と年少の息子は共に、突然の嘔吐からウイルス性胃腸炎の症状が始まりました。最初の嘔吐の後は、半日で20回位嘔吐してしまいました。年少の息子も1歳の娘も気持ち悪くなったらトイレに駆け込むことが出来ない年齢なので、何度も部屋の中で吐き戻してしまい、それはそれは悲惨な状況でした...。

嘔吐の次はオムツから漏れてしまう程の下痢の症状が現れました。そして、食欲不振の状態となり、経口補水液やお茶を飲んでは嘔吐と下痢を繰り返しました。

このような状況なので、看病する保護者が感染しないわけもなく、あえなく筆者と父親も感染し、家族みんなでウイルス性胃腸炎と共に生活を送ることになりました。

阪神広域こども急病センターのホームページには、ウイルス性胃腸炎について以下のような記載があります。
症状は、突然の嘔吐で始まり、約1日位はムカムカが続きます。嘔吐には、2通りのパターンがあって、半日くらいの間に何回も嘔吐を繰り返すことが多いのですが、1日1~2回くらいの嘔吐が2~3日続くこともあります。嘔吐に続いて下痢が見られることが多く、3、4日~1週間位続きます。赤ちゃんでは、下痢が長びくこともあります。ロタウイルスの場合酸っぱい臭いのクリーム色~白色をした下痢が見られ、だんだん水のような下痢になります。発熱はあまり見られませんが、時に高熱を伴うこともあります。

家族みんなでウイルス性胃腸炎に感染!その時の様子を時系列でご紹介

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発症2日前...娘が通う保育園でウイルス性胃腸炎が流行っていると先生から聞く。慣らし保育期間で1時間のみ保育園を利用。

発症前日...この日も娘は慣らし保育で保育園を1時間利用。

発症日...この日も娘は慣らし保育で保育園を1時間利用。18時頃に急に不機嫌になり10回程嘔吐する。夜間救急で病院へ行き、保育園で流行っていることや症状からも「ウイルス性胃腸炎」と言われる。

発症1日目...娘は翌日も嘔吐、下痢を繰り返していた為、かかりつけの病院を受診し、ここでも「ウイルス性胃腸炎」と診断される。

発症2日目...娘の嘔吐は落ち着くも、食欲不振と下痢症状が残る。一方、息子が深夜0時から発症し、嘔吐と下痢を繰り返す。筆者と父親にも同様の症状が出る。

発症3日目...息子、筆者、父親が娘に続き病院へ行き、家族全員「ウイルス性胃腸炎」と診断される。

発症4日目...娘は食欲不振と下痢症状が残る。息子は嘔吐と下痢が回数は減ったものの続く。

発症5日目...この日も娘は食欲不振と下痢症状が残る。息子も嘔吐と下痢が回数は減ったもののまだ続く。

発症6日目...回復傾向ではあるものの娘は食欲不振の症状が残る。息子も回復傾向だが下痢と食欲不振の症状が残る。

発症7日目...娘はほとんど回復。息子は下痢の症状が残るも、食欲は出てくる。

発症8日目...娘は登園許可がおりるまでに回復する。息子は下痢の症状が残り、食欲は少しずつ出てくる。

発症9日目...娘は元気になる。息子も登園許可が出るまでには回復する。

我が家は先ず1歳の娘がウイルス性胃腸炎に感染しました。
ウイルス性胃腸炎を発症する2日前の登園後すぐ、娘が通う保育園の先生から、ウイルス性胃腸炎が園内で広まっているとは聞きましたが「1時間だけの保育なら大丈夫だろう」と安易に預けてしまいました。その結果、娘はウイルス性胃腸炎をもらってしまいました...!

今回、家族全員ウイルス性胃腸炎に感染したことで、ウイルス性胃腸炎の感染力の凄まじさを身をもって実感しました。保育園でウイルス性胃腸炎が流行っていると聞いたら、保育園を休ませて感染を予防する方が、仕事や生活に影響が少ない場合もあるなと思いました。

防げなかったウイルス性胃腸炎の家庭内感染…大変だったことは何?

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ウイルス性胃腸炎の潜伏期間は24時間~48時間と言われています。
娘のウイルス性胃腸炎の症状が始まってからは、部屋中をキッチンハイターで消毒し、娘と息子が過ごす部屋を別々にして他の家族への感染予防をしました。

娘の発症から48時間経過したので他の家族には感染しなくてすんだかな?と思った矢先、深夜に他の家族も次々とウイルス性胃腸炎を発症しました。この時大変だったことをご紹介します。
・汚れた洗濯物を洗うこと
我が家のウイルス性胃腸炎は、突然の嘔吐から始まったので、洋服やシーツなどが汚れてしまいました。小さな子どもは、トイレやエチケット袋、バケツで吐くことが難しく、突然嘔吐をします。その為、何度洗ってもすぐに次の洗濯物が出るので、途方に暮れてしまいました。
・繰り返し続くオムツ交換&トイレ
ウイルス性胃腸炎の下痢の症状は、子ども達が夜中に寝ている間も続きました。下痢をする度に、オムツ交換・トイレに連れて行くのが本当に大変でした。
ある晩兄のトイレが終わり、筆者がウトウトと寝かかったその時、娘がオムツに下痢をしたことがあり、その時は思わず「ママも寝たいー!」と叫びそうになりました。
・ぐったりする我が子を見ること
普段は元気に走り回っている子ども達が、ぐったりと横になっている姿を見るのは、親としてとても心配になりました。ウイルス性胃腸炎の症状が落ち着いてきても、なかなか食欲が回復しないので、栄養不足や脱水症状で倒れてしまわないかとずっと心配でした。
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この記事のライター

yuki yuki

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