2024年8月28日 更新

双子妊娠を目指す妊活ママが気になる『クロミッド』ってなに?その効果と副作用とは

双子が産まれやすくなるというクロミッド。しかしクロミッドを服用する時は、副作用に十分に注意することが必要です。

クロミッドとは

クロミッド(クロミフェンクエン酸塩)

クロミッド(クロミフェンクエン酸塩)

排卵誘発剤でもっとも使用される頻度の高い飲み薬といえば、クロミッドがあげられます。比較的軽度~中度の排卵障害の患者に対して処方されることが多く、排卵誘発効果も高いです。
クロミッドとは、排卵誘発剤クロミフェンの商品名。経口製の排卵誘発剤の総合的な名前をクロミフェン製剤といい、その中でもクロミッドはもっとも広く処方されている薬です。クロミフェンにはクロミッドの他にも、セロフェン、オリフェン、フェミロンなどの名前の薬がありますが、これらはどれも同様の効果を持ち、商品名によって薬の効き目に違いがあるわけではありません。

クロミッド使用。どれくらいの効果?

排卵障害にもとづく不妊症の排卵誘発。排卵障害にもとづく不妊症の排卵誘発。
クロミッドは、タイミング療法や人工授精などにおいて使われる排卵誘発剤です。脳下垂体にはたらきかけることで、FSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)の分泌を促し、卵胞を大きく育てるのに役立ちます。

排卵障害がある場合は、たいていこのクロミッドの服用から不妊治療がスタートするといっても過言ではありません。通常は、生理周期5日目から1日に1錠、5日間服用しますが、クロミッド1錠で排卵が見られない場合は、2~3錠の服用を指示されることもあります。クロミッドを服用することによってもたらされる効果は、安定して排卵が起こるということ。排卵日の予想がしやすくなるため、タイミング療法や人工授精の際に妊娠の確率を上げることにつながります。

クロミッド(クロミフェン)を使うと妊娠率は10~30%まで上がると言われています。もちろん、もともと何らかの理由で妊娠しにくい人が使うわけですから、必ずしも効果が出るとは限りません。
◆排卵数が増えます。
自然周期では1個ですが、クロミッド周期では2~4個の排卵が見られます。ただし1個の時も多いです

◆卵子の質が改善します。
排卵させる時期によって、卵子の成熟度を調整できます。

◆性交渉のタイミングが合わせやすくなります。
排卵日を調整することによって、性交渉のタイミングが取りやすくなります。

◆黄体機能が良くなります。
黄体ホルモンの分泌が改善します。

◆月経不順や無排卵が改善します。無排卵の人は排卵します。また月経不順の人も使用中は順調な周期になります。

◆双子ができやすくなります。

効果がみられない時

クロミッドだけでは効果が出ないことも多く、その場合はホルモン注射を追加します。 それでもダメなら、プラスして人工授精を試みるという選択肢もあります。

クロミッドの副作用

◆子宮内膜が薄くなるという副作用もあります。受精卵が着床するためのフカフカなベットともいうべき子宮内膜が薄くなってしまうと、それだけ妊娠の確率が低下してしまいます。

◆効きすぎると卵巣が腫れてくることがあります。もし、下腹部に張りや痛みを感じたら、すぐ医師に連絡してください。

◆遺残卵胞が複数発育した場合、排卵せずに残った卵胞が、翌月に持ち越すことがあります。

◆多胎妊娠の可能性があります。妊娠した人のうち、5~10%が多胎(ほとんどが双胎)になります。

◆卵巣過刺激症候群(OHSS)たくさん排卵が起こった場合には、排卵後に卵巣が腫大し、腹部の張りや痛み、膨満感を感じます。日にち薬で改善します。

クロミッドの使用方法

◆無排卵症の患者に対して本剤により排卵誘発を試みる場合には、まずGestagen、Estrogen testを必ず行って、消退性出血の出現を確認し、子宮性無月経を除外した後、経口服用を開始する。

◆通常第1クール1日クロミフェンクエン酸塩として50mg5日間で開始し、第1クールで無効の場合は1日100mg5日間に増量する。用量・期間は1日100mg5日間を限度とする。

◆月経周期の3~5日目から開始。1日1~3錠×5日間服用。成熟卵胞(卵胞径18~23mm程度)になれば、最後にHCG製剤を注射して排卵させます。HCG製剤を投与しないと卵胞はそのまま大きく育ってゆき、過熟卵(質の低下)となってしまいます。
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