2020年5月11日 更新

国際結婚ってどんな感じ?アメリカ人と結婚した筆者が紐解く気になるアレコレ!

赤の他人同士が結婚し共に生活を送ることは、日本人同士でも大変。そんな結婚生活を、外国人と送ることになると一体どんな感じなのか?国際結婚の気になるアレコレを、アメリカ人と結婚した筆者が紐解いて行きます!

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街中で外国人を見かけるのは、もはや何の違和感もない現在の日本。それと同じく、日本人と外国人のカップルを見かけることも、珍しいことではなくなってきているのではないでしょうか。厚生労働省の調査によると、2018年「夫婦の国籍別にみた婚姻件数」で夫婦のどちらかが外国人であるカップルの数は2万1852組。

主人の所属する機関では、日本勤務を機に日本人女性と結婚する人が多く、筆者と主人もその内の1組。必然的に他の国際結婚カップルと知り合う機会も多いのですが、日本人同士で結婚・お付き合いしている友人や、独身の友人たちにとっては、国際結婚は未知の世界のようで、色々なことを聞かれます。

筆者自身を含め、同じく国際結婚した日本人の友人たちが、周囲から言われた・聞かれたことを基に、一般的な外国人男性の女性の扱いに関するイメージ・国際結婚のイメージ、そして実際はどうなのか…ということをそれぞれ見ていきたいと思います。
※ここで取り上げる外国人パートナーは、主に欧米人男性のことになります。

外国人男性のイメージ

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◎ロマンチック
◎愛情表現がはっきりしている
◎性欲が強い
◎記念日やサプライズを大事にする
◎レディーファースト

欧米人男性の場合、これらのイメージはほぼほぼ当たっていると言えるでしょう。

ただ、欧米人の中でも、個人の性格によっては、シャイで愛情表現が苦手…サプライズが苦手…など、これらに当てはまらない男性ももちろんいます。

国際結婚のイメージ

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◎結婚の手続きが大変そう
◎親に反対されそう
◎夫婦の時間を大切にする
◎結婚後もラブラブな生活
◎家庭・家族第一
◎家事分担・育児参加は当たり前
◎生活習慣や文化が違うため、理解し合うのが難しそう
◎言葉の壁があると、コミュニケーションが時に大変そう
◎子供がバイリンガルになる
◎外国に住む場合、日本にいる家族や友人になかなか会えなくて辛そう

ポジティブなイメージの多い外国人男性ですが、結婚となるとポジティブなものだけでなく、不安・心配要素も必然的に出てきます。

国際結婚の実情

『国際結婚生活』の本題に入る前に、先ずは結婚前の段階から少しお話します。

親から(特に女性側)の反対は、お互いが日本人同士の場合よりやはり多いと思います。外国人のパートナーということで、心配される親御さんは多いですし、相手側の国に住むことになると、簡単に娘や孫に会うことも出来なくなるため、すんなり了承してくれないという話はよく聞きます。

結婚の手続きに関しては、相手の出身国・どこに生活の基盤を置くかなどによっても違ってきますが、簡潔に言うと「大変」…この一言に尽きます。結婚の手続き以外にも、ビザの問題も絡んでくるため、かなり複雑で手間の掛かる手続きになると言えます。

【言葉の壁】

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どちらかが相手の母国語をネイティブ並みに話せない限り、必ず付きまとうのが言葉の壁です。驚かれるかもしれませんが、国際結婚しているカップル=どちらかが相手の国の言葉をペラペラ話す…というのは稀なケース。

筆者がこれまでに目にしてきた、奥さんが英語を話す場合を例に見てみると、レベルを入門(初心者)・初級・中級・上級の4段階に分けた時、割合的に一番多いのは「中級レベル」。その次が「初級と中級の間」。そして、ネイティブ並みに話す上級者よりも、むしろ初級レベルの人が多いです。

『それで会話が成り立つの?』『一緒に生活出来るの?』と思われるかもしれませんが、恋愛期間を経て結婚まで行き着いているので、実際何とかなっていると言えます。ただ、日常生活における何気ない夫婦の会話は何とかなっても、踏み込んだ話になると会話にならない…又は、かなり困難に陥る人は多いようです。
また、初心者レベルの人が相手国で生活することになった場合、あまりに言葉が出来ず、ご主人なしでは美容院の予約も出来ない、病院に1人で行くことも出来ない、郵便局にも行けない…など、家から1歩出たら、自分1人では何も出来ないという人を実際に何人か知っています。

彼女たちの場合、夫婦の日常会話ですらまともに出来ず、お互い何となく相手がこう思っているのかな?…こう言いたいのかな?…と言った感じで、想像ゲーム状態で生活しています。

他の例として、現在フランス人の彼と婚約中の友人カップルは、どちらもお互いの国の言葉(日本語とフランス語)を殆ど話せないため、『英語』を共通語としていますが、その英語にも苦労しており、翻訳アプリが必須とのこと。

例え母国語が同じ者同士でも、自分の気持ちを伝え、お互いに理解し合うのは時に難しいものですが、それが外国語となるとその困難度は更にアップ。日本語にはある細かいニュアンスが、相手の国の言葉ではピタッと当てはまるものがない。何とか言ってはみたものの、ちょっとした言い間違いなどから、本来の意味合いとは違ってしまい、それによって誤解を生じ、喧嘩になったり…理解してもらえない…など、よくあることです。
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