インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループの・マイボイスコム株式会社が、2021年2月1日~5日に実施した『結婚』に関するインターネット調査の結果をご紹介します。
結婚についての考え方
結婚についてどのように考えているかを聞きました。「結婚はしなければいけないと思う」は4.2%、「結婚はできればした方がよい」は46.3%、「必ずしも結婚する必要はないと思う」は42.8%となっています。過去調査と比べて、「結婚はできればした方がよい」は減少傾向、「必ずしも結婚する必要はないと思う」は増加傾向です。
結婚のきっかけ
結婚している人に、結婚しようと思ったきっかけを聞いたところ(複数回答)、「結婚したい相手がいた」が62.7%、「家庭・家族を持ちたかった」が38.2%、「子供が欲しかった」が24.5%、「年齢を意識して」が20.1%です。「子供が欲しかった」は、女性30代で比率が高くなっています。
結婚の予定・意向
結婚していない人(未婚または離死別者、全体の3割強)のうち、結婚したいと思わない人は51.8%です。女性や高年代層で高く、10~30代では各30%台、女性40代は5割強となっています。「具体的な予定はないが、結婚を目的とした活動(婚活)をしている」は3.1%、「結婚はしたいが、特に何もしていない」は31.7%です。
結婚したいと思わない理由
結婚したいと思わない人に、思わない理由を聞いたところ(複数回答)、「一人の方が気が楽」が50.1%、「自分の都合で生活できない(制約・妥協を強いられる)」が39.0%、「結婚の必要性を感じない」「今の生活で十分幸せ」「結婚願望がない」「自由に使える時間・お金が減る」が3割前後です。
「経済力がない・経済的に不安定」「家族を養う責任が生じる」は男性、「義父母や親戚などとのつきあいが面倒」「今の生活で十分幸せ」「結婚の必要性を感じない」は女性で比率が高くなっています。