精子と卵子を合わせる
採卵した卵子を培養液の中で確認します。採取した精子は運動良好な精子のみを取り出し、シャーレの中で卵子とも培養します。精子が自ら卵子に進入することで受精が起こります。
顕微授精とは、顕微鏡を見ながら細いガラス管を用いて精子を1つだけ卵子に注入する方法です。精子の数がとても少ない場合、運動率が悪い場合、受精障害で体外受精では受精卵ができない場合などに行われます。
顕微授精とは、顕微鏡を見ながら細いガラス管を用いて精子を1つだけ卵子に注入する方法です。精子の数がとても少ない場合、運動率が悪い場合、受精障害で体外受精では受精卵ができない場合などに行われます。
受精卵を培養・胚移植
体外受精または顕微授精でできた受精卵を、卵管と同じような環境に整えられた培養器内で培養します。受精卵は細胞分裂を繰り返して成長します。
細いカテーテルを使い、子宮内膜の上に胚(受精卵)を戻します。受精後2〜3日で戻す場合、5〜6日培養し「胚盤胞」の状態で戻す場合とケースバイケースで判断します。
約2週間後に妊娠判定
着所率を高めるために黄体ホルモンを補充します。胚移植から7〜14日後に血液検査または尿検査で妊娠判定を行います。判定前に出血などがあっても自己判定せず、必ず病院で判定を。