2019年8月21日 更新

縦割り保育って?子どもたちの様子

近年、「コミュニケーション能力や関わりの大切さ」を重要視し、年齢の異なる子どもで、クラスや活動グループを構成して行う保育園が増えてきています。

「保育」の誕生と普及

そもそも「保育」というのは 200 年前のヨーロッパでの育児困難を機に誕生したそうです。かつて日本では、家庭や地域の伝統的な子育てが当たり前とされていましたが、婦人の解放や戦争および高度経済成長といった社会変動と共に国民的事業として「保育」が展開していきました。

日本で「保育」が拡がった理由は、核家族化による家庭環境の崩壊等を改善する為、文部科学省・厚生労働省を中心に多くの政策や保育実践が行われたことに由来するようです。
参照:「明治から昭和初期における保育と現代の保育 」

背景には核家族化が原因にあるようですね。高齢化社会でありながら地域の関わりが少なくなってきている社会。働くママにとって「きょうだいを作る壁」もあり、一人っ子も増えてきているかもしれません。

「縦割り保育」とは

「縦割り保育」とは異年齢の子どもたちがクラスや活動グループを構成して行う保育のことをいいます。現代、「横割り保育」からこの「縦割り保育」に移行する保育園も増えてきているようです。

縦割り保育を実施している保育施設の特徴は、年齢ごとに教室が別れているのではなくロッカーなどでお部屋を仕切って区別しているところが多いようです。0歳児や1歳児などの手厚い保育が必要な乳児クラスにおいては、別個にスペースが確保されてる場合がほとんどです。
筆者の子ども達が通う保育園の幼児クラスでは、みんなが使える共有スペースがあります。遊具や道具が年齢に関わらず利用できるようになっています。※乳児クラスは別です。
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筆者の子ども達が通う保育園の幼児クラスでは、みんなが使える共有スペースがあります。遊具や道具が年齢に関わらず利用できるようになっています。※乳児クラスは別です。

縦割り保育の様子・いいところ

筆者の子ども達がお世話になっている保育園も縦割り保育を実地している保育園です。保護者の懇談会や日ごろの送迎時にその良さを目の当たりにすることがありますので、今回ご紹介したいと思います。
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◆3歳、4歳、5歳の幼児クラスは朝の会やお帰りの会、ほとんどの活動を共にしています。会の挨拶や進行は段に登って年長さんが行います。年下の子ども達は年長さんをキラキラした眼差しで見つめています。

◆造形活動、音楽活動、英会話も共に行います。色鉛筆にしてもクレヨンにしてもはやり年上の子は使い方が上手です。それをみた年下の子たちは年上の子のように上手になりたい、と志します。また使い方などを年上の子が下の子に教えてあげる姿もあるようです。
◆お散歩や運動活動、プール活動なども一緒の場合が多いです。お散歩では上の子が下の子を守り手つなぎをしてリードしてくれます。普段親から言われているような交通マナーを下の子に声がけする姿もあるようです。

◆長い距離の移動などは、上の子が下の子を励まして一緒に最後まで歩けるように誘導してくれるようです。体力の差もお互い体で感じ、小さい子は体力のあるお兄さんお姉さんのようになりたいと思うようです。
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◆お迎えに行った時によく見る光景ですが、年齢関係なく遊んでいる事が多々あります。ブロックやレゴも上手にできる年上の子に刺激されて下の子も実力以上の作品を作ったりしています。作り方を教えたり、レクチャーしたり立派なものです。
【まとめ】

★双方に違う刺激を得ることで、年上への「憧れ」や年下への「思いやり」、お世話することの楽しさなども養える。下の子は年上の子を目標にし自分の力をより発揮しようとする。

★ケンカになることもあるが、力の差を体で覚え、上下関係や仲裁なども実体験を通して覚えていく。
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この記事のライター

moo-chan moo-chan

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