2020年5月26日 更新

新型コロナの影響で今年は熱中症リスクが上がる?家族を熱中症から守ろう!

これからの時期、特に注意しなければならないのが「熱中症」。今年は特に気をつける必要がありそうです。家族を守るための対策をご紹介します。

新型コロナ感染拡大下で熱中症リスクが増す!?

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今年は新型コロナウイルスの感染予防のために、マスクを長時間着用したり、外出自粛により自宅で過ごす時間が増えています。実はこうした状況で熱中症リスクが増すのだそう。

各医療分野に詳しい13名の医療関係者により組織される、熱中症・脱水症の予防啓発を行う団体「教えて!『かくれ脱水』委員会」によれば、今年は次の理由から熱中症リスクが上がるといいます。


●運動不足などにより、筋肉量の低下で保持できる水分量が少なく脱水になりやすい
●マスク着用で体内に熱がこもりやすい・顔まわりの体温が上昇しやすい
●マスク着用で喉の乾きに気づきにくい
●マスクにより水分補給を避けてしまう


また、自宅でもし家族の誰かが長時間、一人で過ごす場合、自分では温度変化に気づかず、知らないうちに危険な環境で過ごすことも懸念されます。

熱中症予防を万全に!医師が勧める熱中症予防のポイント

今年はいつもよりも徹底した熱中症対策をが必要になりそうですね。まずは、医師が勧める熱中症予防のポイントを確認しておきましょう!
①3食きちんと食べる。
②喉が渇いたなと感じ始めたら水分摂取(多量のカフェイン摂取は控えましょう)
③水分補給が十分できない時のために経口補水液を(家族1人2本×3日分)常備
④クーラーをすぐ点けられるよう調整しておき、暑いと感じる環境にいない。
⑤換気をこまめにし、湿度も高くならないように注意しましょう。
※温度・湿度は、環境省が毎日発表している暑さ指数(WBGT)もチェックしましょう。
⑥快適な環境でよく睡眠をとる(疲労も熱中症リスクになります)
⑦人混みを避けた散歩や室内での軽い運動を行う

水分補給に適したドリンクは?

特に、水分補給は早め早めに行っておきたいものです。水分補給のコツもチェックして、適したドリンクを用意しておきましょう。
たっぷり水分を摂れる人はカフェインの入った飲み物でも大丈夫ですが、カフェインには利尿作用があるので、なるべくカフェインの入っていない麦茶・真水などにしましょう。

高齢者の方だと、喉があまり渇かなかったり 、トイレに頻繁にいかねばならないことを気にして水分摂取を避けてしまう人もいることでしょう。そういった方は、無理をしてたくさんのお茶を飲むよりコップ1杯の経口補水液を飲むのが効果的でしょう。経口補水液であれば少量で効率よく塩分・水補給ができます。

食欲がないので3食きちんと食べられない、という状況でも、脱水を起こさないよう、水分摂取を心掛ける必要があります。その場合は、1日500mlの経口補水液を1本飲むなどして、水分と塩分を補いましょう。
(※経口補水液は高血圧の方など、塩分を制限しなくてはならない人は注意が必要です。医師・薬剤師に相談して飲むようにしましょう)

アルコールはアルコールの分解に水分を多量に必要とするため、むしろ脱水状態を進めることになるので注意しましょう。

熱中症対策に使えるドリンク3選

これらの熱中症対策のポイントを踏まえて、筆者が独自に選んだ「熱中症対策ドリンク」を3つご紹介します。

1.サントリー「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」

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カフェインの入っていない麦茶はおすすめ。このサントリーの商品は、やさしい味わい、やさしい素材、アレルギー特定原材料等28品目不使用などさまざまな「やさしい」が詰まっています。安心してごくごく飲めそうですね。
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あずさママ あずさママ

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