SDGsへの取り組み、特に個人で取り組みが可能な環境面について世の中でも意識が高まりつつあります。そうした中、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う在宅時間の伸長・定着で家庭内での過ごし方が変化しています。
そこでパナソニック株式会社(以下「パナソニック」)は、全国の20~69歳の男女4,000人を対象にした「エコ意識と自宅でのエコ行動」に関する調査を実施。結果、エコへの関心や意欲は高いものの、気づかぬうちに起こってしまっている、エコに反するような“もったいない行動”=エコロスが各家庭で発生していることが判明しました。
その中には、夏が本格化する前に知っておきたい、勘違いによるエコロスも多く見られています。
エコ行動への意欲は女性の方が高く、全体の過半数が「電気代の増加」を自覚。
環境問題(気候変動・汚染やごみ・生態系への影響)に対し、どの程度関心があるか尋ねたところ、「とても関心がある」「やや関心がある」の合計がそれぞれ60%という結果になりました。
また、環境への負荷軽減のための行動について、「積極的に取り組みたい」と答えた割合は男性は18.1%、女性は28.5%と男性に比べ女性の方が高い結果となりました。さらに、コロナ前後での電気代の変化について、56.1%が「増えた」と回答し、増加した人の中でも約半数の人が「3割以上増」と答えています。
エコロスを自覚、もっとも誤解しやすいエコロス行動は「エアコンの風量設定」
エコロスについて、暮らしの中で該当する瞬間はあるかと尋ねたところ、全体の55.4%が「感じる」と回答しました。(「とても感じる」が11.8%、「やや感じる」が43.6%)
また、節約アドバイザーである和田先生監修のもと、エコロスの中でも間違った知識で行っているエコアクションを顕在化するためエコロスに関する知識を問うクイズを実施した結果、最も正答率が低かったのが「エアコンの風量設定」についての問題でした。(正答率50.6%)