早産児のフォローアップとは?
赤ちゃんは、通常、在胎37週0日〜41週6日でママのお腹から出てきます。在胎22週0日~36週6日までに生まれてしまう赤ちゃんが「早産児」です。
早産児は、体の機能が未熟な場合があるため、正期産で生まれた赤ちゃんよりも慎重な経過観察が必要です。そのため、NICU・GCU退院後も、早産児の発達や発育に詳しい医師が、外来で定期的に診てくれます。
早産児フォローアップ外来では、通常の乳児検診のように身長・体重・頭囲の測定をし身体発育を診てもらいます。そして首すわり・寝返り・はいはい・お座り・つかまり立ちといった運動機能の発達を診てもらいます。視力や聴力など、ほかの科を受診する必要があると判断した際は紹介もしてくれます。
早産児は、離乳食に関しても正期産児と開始時期などをずらしたりすることもあり、アドバイスなどもしてくれます。そして成長するにつれ、精神発達(心理検査)、ことばの発達、対人関係の発達なども項目に入ります。
早産児のフォローアップは、いつまでするという明確な決まりはないようです。一言に早産児と言っても在胎週数や出生体重、また発達・発育の状況も個人差があるため、各病院や医師の判断に委ねられていると言えます。
早産児は、体の機能が未熟な場合があるため、正期産で生まれた赤ちゃんよりも慎重な経過観察が必要です。そのため、NICU・GCU退院後も、早産児の発達や発育に詳しい医師が、外来で定期的に診てくれます。
早産児フォローアップ外来では、通常の乳児検診のように身長・体重・頭囲の測定をし身体発育を診てもらいます。そして首すわり・寝返り・はいはい・お座り・つかまり立ちといった運動機能の発達を診てもらいます。視力や聴力など、ほかの科を受診する必要があると判断した際は紹介もしてくれます。
早産児は、離乳食に関しても正期産児と開始時期などをずらしたりすることもあり、アドバイスなどもしてくれます。そして成長するにつれ、精神発達(心理検査)、ことばの発達、対人関係の発達なども項目に入ります。
早産児のフォローアップは、いつまでするという明確な決まりはないようです。一言に早産児と言っても在胎週数や出生体重、また発達・発育の状況も個人差があるため、各病院や医師の判断に委ねられていると言えます。
33週で生まれた双子の我が子達の経験談
筆者の子供(双子)も在胎33週で生まれた早産児です。我が子達は、生後一か月半ほどNICUとGCUに入院していました。退院後の体重増加がゆるやかだった我が子達は、体重増加が軌道に乗るまでは本来のフォローアップ外来よりも頻繁に診て頂いていました。採血もあり、貧血などをチェックし鉄剤のシロップなども処方されました。
体重が順調に増加しだしてからは月に1回、生後6か月以降は三か月に一回のスパンで診て頂きました。毎回身体測定があり、成長曲線と見比べながら我が子の身体発育について説明してくれました。また、運動機能が月齢(修正月齢でみることもあります)相当の発達がみられるか、四肢の動きを見たり、うつ伏せにしたり、顔に置かれたガーゼを手で取れるかなど細かく診てもらえました。毎回「お母さんは不安なことはないですか」と聞いてくれ、安心できました。
双子が産まれたのは筆者の実家がある県の周産期医療センターで、里帰り中はそこでフォローアップを受けていましたが、筆者の実家は自宅から飛行機の距離なので、里帰りが終わって自宅に戻る時、自宅から通える距離で引き続きフォローアップしてくれる病院に紹介状を書いてもらいました。
一歳半のフォローアップでは、身体測定にくわえ、自治体の一歳半検診と同じような「つみきをつめるか」「えんぴつを持ってなぐり書きができるか」など知能的成長をみるものや、「手をつないであげれば階段をあがれるか」など運動機能をみたりする検査を受けました。
現在2歳で、双子どちらも特に大きく不安な点は見られないため、乳児の時は三か月に一回だったフォローアップ外来が半年に一回、年に一回とだんだん間隔があいています。
体重が順調に増加しだしてからは月に1回、生後6か月以降は三か月に一回のスパンで診て頂きました。毎回身体測定があり、成長曲線と見比べながら我が子の身体発育について説明してくれました。また、運動機能が月齢(修正月齢でみることもあります)相当の発達がみられるか、四肢の動きを見たり、うつ伏せにしたり、顔に置かれたガーゼを手で取れるかなど細かく診てもらえました。毎回「お母さんは不安なことはないですか」と聞いてくれ、安心できました。
双子が産まれたのは筆者の実家がある県の周産期医療センターで、里帰り中はそこでフォローアップを受けていましたが、筆者の実家は自宅から飛行機の距離なので、里帰りが終わって自宅に戻る時、自宅から通える距離で引き続きフォローアップしてくれる病院に紹介状を書いてもらいました。
一歳半のフォローアップでは、身体測定にくわえ、自治体の一歳半検診と同じような「つみきをつめるか」「えんぴつを持ってなぐり書きができるか」など知能的成長をみるものや、「手をつないであげれば階段をあがれるか」など運動機能をみたりする検査を受けました。
現在2歳で、双子どちらも特に大きく不安な点は見られないため、乳児の時は三か月に一回だったフォローアップ外来が半年に一回、年に一回とだんだん間隔があいています。
早産児とシナジス
シナジスとは、RSウイルス感染症の予防注射のことです。早産で生まれてきた赤ちゃんの場合、RSウィルスに初めて感染した時重症化しやすいと言われていて、致死率が高くなってしまうため、シナジス注射の対象となります。(対象となれば保険適応で受けることができます。)
シナジス注射の対象は、細かく決まっています。早産児として対象になるのは、「在胎28週以下で12か月齢以下の乳幼児、また在胎29週〜35週で6か月齢以下の乳児」です。
注射の効果は約1か月なので、毎月受ける必要があります。在胎35週までの早産児は、フォローアップの診察と併行して毎月こちらのシナジスを受けることになります。(強制ではありません。医師から推奨はされますが、最終的な判断は家族がします。)我が子達も冬の終わりまで毎月打って頂きました。
こうした感染予防や、早産児の予防接種のスケジュールについてもフォローアップ外来で指導してもらえます。
シナジス注射の対象は、細かく決まっています。早産児として対象になるのは、「在胎28週以下で12か月齢以下の乳幼児、また在胎29週〜35週で6か月齢以下の乳児」です。
注射の効果は約1か月なので、毎月受ける必要があります。在胎35週までの早産児は、フォローアップの診察と併行して毎月こちらのシナジスを受けることになります。(強制ではありません。医師から推奨はされますが、最終的な判断は家族がします。)我が子達も冬の終わりまで毎月打って頂きました。
こうした感染予防や、早産児の予防接種のスケジュールについてもフォローアップ外来で指導してもらえます。
まとめ
ただでさえか弱い存在の赤ちゃんですから、体の機能が未熟な場合がある早産児を抱えたご家族はとても不安ですよね。筆者も、初めての出産・育児だったことも重なって当時はとても不安でした。
そんな不安に寄り添ってくれるのが、早産児フォローアップ外来です。しっかり診てもらい、不安なことはなんでも相談してみましょう。
そんな不安に寄り添ってくれるのが、早産児フォローアップ外来です。しっかり診てもらい、不安なことはなんでも相談してみましょう。
ミックスツインズと花と本。
H30年8月末に男女の双子を出産(33w3dで高位破水→胎児の肺の成長を促す筋肉注射で母体が肺水腫に→33w6dで緊急帝王切開)。可愛い可愛いミックスツインズ子育てを中心に、大好きな花や本(読書)についてのことを書いています☆
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