子どもに対して1日に何度「ダメ」と言っていますか?
私たちが普段よく耳にする教育論では「ダメ」という言葉はよくない、と言われていますが、実は「ダメ」と言ってもいい、むしろ、推奨されているシチュエーションがあるのです!
よく言われる「ダメ」が子どもに与える影響
”Peaceful Parent, Happy Kids(直訳:平和な両親、幸せな子供)”の著者、幼児哲学者のローラ・マークハム博士によると「ダメ」という言葉は子どもを小さな殻に閉じ込める=萎縮させると言います。子どもは自発性を取り上げらたと感じるそうです。ここまではよく聞く話。私でもなんとなくわかります。わかっていても「ダメ」を封じることができないのが悩みの種。
しかしながら、マークハム博士によると、9つのシチュエーションでのみ「ダメ」が許されているというのです!
1、駐車場
運転する人なら誰しもがわかるはずですが、運転席から小さな子どもの姿は大変目視しづらいです。
駐車場では、子どもの手を繋ぎ、いかなるシチュエーションにおいても大いに「ダメ」を使って注意を促しましょう。「手を離して勝手に走っていくと死ぬこともある」ということを厳しく伝えなくてはいけません。
2、弱いものを傷つけた
犬や猫などの動物であっても、人であっても、何かを傷つけた時にははっきりとダメな事だと教えるべきです。