家庭でソーシャルスキルトレーニングに取り組むためのツールはたくさんある
前回、『お友達トラブルが多い・学校生活が辛い子に学ばせてあげたい「ソーシャルスキルトレーニング」とは』でコミュニケーションを学ぶ必要性や学べる場について書きました。
お友達トラブルが多い・学校生活が辛い子に学ばせてあげたい「ソーシャルスキルトレーニング」とは|元気ママ応援プロジェクト
「我が子はどうも苦労が多いように感じるな…」と思うことはありませんか?もしあるなら、お子さんに「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」を受けさせてあげると良いかもしれません。SSTを学べる場や筆者の息子の体験談をご紹介します。
しかし、事情によって「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」を家庭で学ばせたいという方もいるでしょう。その場合、たくさんの便利なツールがありますから、活用していってください。年齢にもよりますが、子どもが一人で取り組むことができるものばかりですから、慣れてきたら自力でやるよう促していっても良いと思います。
今回は筆者が使用していたオススメのSSTグッズや、良さそうだと思ったものをピックアップしてご紹介します。
自力で学べるマンガやワークブック
学校では教えてくれない大切なこと(2)友だち関係ー自分と仲良くー| 旺文社
¥935
自分をよく知ろう、たくさん失敗しよう、イヤな気持ちの対処法、気持ちの上手な伝え方他、小学生のうちに身につけておきたいこと。
学校では教えてくれない大切なこと(6)友だち関係ー気持ちの伝え方ー|旺文社
¥935
本書は「友だち関係」の2冊目です。1冊目で自分が人とは違っていても大丈夫だと学びました。この本では相手が自分の気持ちと違ったときのことも学びます。
学校では教えてくれない大切なこと(11)友だち関係ー考え方のちがいー|旺文社
¥935
本書は「友だち関係」の3冊目です。この本では、身近な友だちや、外国の人たちなど、いろんな人たちの「考え方のちがい」を知り、相手と関わっていく方法を学びます。
「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズの「友だち関係」三冊です。それぞれに豊かな個性を持つ子ども達が登場するマンガで、面白くてとっても読みやすいです。子どもが「学ぼう」と意識せずに「面白いから読みたい」と思ってSSTに取り組んでくれるので、とっつきやすいでしょう。
息子用に買ったのですが、娘も幼稚園年中ぐらいから好んで読んでいました。早くから学んでいるおかげか、意地悪を言われた時にパッと切り返しができるようになったのは、娘の方が早かったです。
この本の中で、誰か一人くらいは「私に似てる」・「僕に似てる」と思うキャラクターがいるかもしれません。さまざまな性格や好みを持つ登場人物の、本当の気持ちや行動の意味を知るうちに、自分との向き合い方・お友達との付き合い方が分かってくるはずですよ。
息子用に買ったのですが、娘も幼稚園年中ぐらいから好んで読んでいました。早くから学んでいるおかげか、意地悪を言われた時にパッと切り返しができるようになったのは、娘の方が早かったです。
この本の中で、誰か一人くらいは「私に似てる」・「僕に似てる」と思うキャラクターがいるかもしれません。さまざまな性格や好みを持つ登場人物の、本当の気持ちや行動の意味を知るうちに、自分との向き合い方・お友達との付き合い方が分かってくるはずですよ。
イラスト版子どものソーシャルスキル - 友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド|相川充
¥1,760
ソーシャルスキルとはそれぞれの「思い」や「考え」を伝え合う技術です。ソーシャルスキルを身につければ友だちとの関係に勇気と自信が出ます。
「イラスト版子どものソーシャルスキル―友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド」は、筆者の息子も使っているワークブックです。お友達との関わりの中でつまずきがちな場面ごとに、具体的なアドバイスが書かれています。
例えば、「友だちをじょうずに注意したいとき」では、注意する目的を明確に示して、「あなた(を主語とする)メッセージ」ではなく、「わたし(を主語とする)メッセージ」で伝えようとありました。これまでなら自分の行動がもとでトラブルが起きることもあった場面も、正しい対処法を頭に入れておけば、きっとうまく乗り越えることができるでしょう。
ワークシートは多くはありませんが、自己紹介の練習や自分の気持ちを表現するものなどがあり、詳しい手順を元に、悩まずに書き込んでいけますよ。
例えば、「友だちをじょうずに注意したいとき」では、注意する目的を明確に示して、「あなた(を主語とする)メッセージ」ではなく、「わたし(を主語とする)メッセージ」で伝えようとありました。これまでなら自分の行動がもとでトラブルが起きることもあった場面も、正しい対処法を頭に入れておけば、きっとうまく乗り越えることができるでしょう。
ワークシートは多くはありませんが、自己紹介の練習や自分の気持ちを表現するものなどがあり、詳しい手順を元に、悩まずに書き込んでいけますよ。
SSTワークシート(自己認知・コミュニケーションス) - あたまと心で考えよう|LD発達相談センターかながわ
¥1,650
このワークは、「その人が属している集団(幼稚園、保育園、学校など)の中で求められている適切な言動がとれる技能」が身につくように、意図的な活動(指導)をするための支援教材です。
こちらは書くところがたっぷりあるワークシートです。ドリルなどと違って明確な答えがないので、保護者が一緒に取り組んであげる必要があります。
目次を見ると、「違うクラスの先生に注意されたら」や「図書室でのルール」など、学校内や集団生活の中でありそうなたくさんの場面が設定されているようです。また、「自分ばっかりしゃべらないで」や「~だよと~ですの使い分け」など、身に着けてほしい人との関わり合いでのルールやマナーなどのワークも見られます。
目次を見ると、「違うクラスの先生に注意されたら」や「図書室でのルール」など、学校内や集団生活の中でありそうなたくさんの場面が設定されているようです。また、「自分ばっかりしゃべらないで」や「~だよと~ですの使い分け」など、身に着けてほしい人との関わり合いでのルールやマナーなどのワークも見られます。