2019年8月21日 更新

子どもが犯罪に巻き込まれない【3つの鉄則】

人通りもあって、明るい。だからこそ危険なのです!

公園の横には高い建物があり、トイレには窓もなく、通りからは完全な死角になっています。放置自転車やゴミの不法投棄などがあると、この公園には周囲が無関心だということです。
◆物陰のある広場
 (8021)

広場には、親子など人目が多く安全なイメージがありますが、場所によっては遮断物が多く、あまり人が近づかないゾーンが存在します。
◆三方を囲まれた駐輪場
 (8022)

三方を壁に囲まれた、入りやすく見えにくい駐輪場。後ろから追い込まれたらすぐには逃げられず、また何が行われているか周りからは分からない。集合住宅などの駐輪場に多い構造です。
◆人通りがあって明るい。だからこそ『危険!』
それでは、犯罪に巻き込まれないために、子どもには何ができるのでしょうか。
人を見て安全か危険かは判断できないので、景色などで判断できるように教えましょう。犯罪者は、「成功する」と思った場所で接触してくるので、子どもにもそれと同じ判断力が必要になってきます。

誰かが近づいてきた時、周りを見て、『危険な場所』だから『疑う』ことができれば、騙されにくくなります。
よく暗いところは危ない、明るいところは安全というイメージがありますが、事実は逆です。また、人通りがない道が危ないというイメージもありますが、人通りがある道こそ危険です。人混みに紛れてしまうため、事件は人が多いところで起こるのです。
via (出典:小宮山信夫先生/小学生からの子育てバイブルp.156)

まとめ

人通りもあって、明るい。だからこそ危険なのです。

これらは、知識として学ぶだけでなく、実践することが大切です。親子で歩いている時に、「ここは安全?」など、その場で判断させてみましょう。子どもに危険だと判断できる力をつけさせることが重要なのです。

参考文献:小学生からの子育てバイブルp.154~157
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