2025年6月23日 更新

親子で覚えよう♪子どもを犯罪から守る「いかのおすし」

もうすぐ夏休み!子どもを犯罪から守りたい!警視庁が考案した未就学児からでも覚えられる「いかのおすし」を親子でしっかり勉強しましょう。

先日、保育園で防犯・防災・危機管理の日がありました。警察署の方が来園し、子どもたちに「いかのおすし」をご指導くださったようです。

みなさん「いかのおすし」ってご存じでしょうか?

いか・の・お・す・し

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「いかのおすし」は、子どもたちを犯罪から守るため、2004年に警視庁と東京都教育庁が作った防犯標語です。

この言葉を聞いたことがあるママやパパも多いのではないでしょうか?私も初めて聞いた時は「なんて覚えやすい!」と感心したものです。
「いかのおすし」は、警視庁が考案した、子供を誘拐などの犯罪から守るのための防犯標語なんです。覚えやすい標語ですので、普段から子供に、「自分の身を守る」ことへ意識を高めさせることに役立てていきましょう。
この防犯合言葉は、子どもが危険な状況に遭遇した時にとるべき5つの行動を、親しみやすい食べ物の名前に込めて表現したものです。「いか」「の」「お」「す」「し」それぞれの文字が、具体的な防犯行動を示しており、小さなお子さんでも楽しく覚えることができる工夫がされています。
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とてもシンプルで覚えやすいよう工夫されていますね。まだうちの子どもたちは、一人で行動する年齢ではありませんが、今のうちから教えておくといいかな、と思いました。
いか ついて「いか」ない 知らない人についていかない
車に「の」らない 知らない人の車に乗らない
「お」おきな声を出す 危険を感じたら大声で「たすけて!」と叫ぶ
「す」ぐに逃げる 危険を感じたらその場から直ぐに離れる
「し」らせる 信頼できる大人に報告・相談する
この合言葉の特徴は、単純に暗記しやすいだけでなく、それぞれの行動が具体的で子どもにも理解しやすい内容になっているです。抽象的な概念ではなく、「ついていかない」「のらない」「声を出す」「逃げる」「知らせる」といった具体的な動作として表現されているため、実際の場面で活用しやすくなっています。

保育園の子どもたちは、すぐにこのフレーズを覚えて、お友達同士で「いかのおすし!」と言い合っていたそうです。私の子どもも帰宅後に「今日いかのおすし覚えたよ!」と嬉しそうに教えてくれました。

「いかのおすし」の意味を詳しく解説

「いか」は「ついていかない」

「いか」は「ついていかない」という意味で、防犯の基本中の基本です。

知らない人から「お菓子をあげるよ」「ゲームをしに行こう」「お母さんが呼んでいるよ」などと声をかけられても、絶対についていってはいけません。

不審者は子どもの興味を引く言葉や、不安にさせる言葉を巧妙に使ってきます。時には、日を改めて何度か言葉を交わすことで、子どもに警戒心を抱かせないように画策するケースもあるそうです。

あからさまな不審者には見えない人、たとえばニコニコしていて優しそうに見える女の人でも、知らない人は知らない人です。子どもには「知っている人」と「知らない人」の区別をしっかりと教えることが大切ですね。

また、何度か話したことがある人でも、普段から家族ぐるみでお付き合いがない限りは「知らない人」として扱うよう子どもに教えておいてましょう。

誰もかれもを「知らない人」として扱うのはどうか、という点については、賛否両論あると思います。
ですが私自身は、子どもが小さいうちは、極端なくらいの対応でちょうど良いのでは?と考えています。

「知っている人」「知らない人」「安全な人」「そうでない人」を、子ども自身が正しく判断できるようになるまでは、慎重すぎるくらいでちょうど良いのではないでしょうか。

「の」は「車にのらない」

どんな状況でも、知らない人の車には絶対に乗ってはいけません。車に乗ってしまうと、子どもの力では逃げることができなくなってしまいます。

不審者は「ママ(パパ)とはお友達なんだよ」「迷子になったから送ってあげる」「ママが事故にあったから病院に連れて行ってあげる」など、子どもを心配させたり親切を装ったりして車に乗せようとします。このような場合でも、絶対に車には乗らず、近くの大人に助けを求めるよう教えましょう。

車だけでなく、バイクや自転車の二人乗りも同様に危険です。乗り物に関する約束は、普段から家族でしっかりと話し合っておくことが重要ですね。
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この記事のライター

moo-chan moo-chan

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