2019年8月31日 更新

こんな人とは関わりたくない!実はあなたの鏡かも?女性の10人に1人は「鉄分不足」

たるみ予備軍になる前に・・・女性に大切な「鉄分」について理解を深めて効率の良い対策をし、ピンッとしたハリのある若々しい美肌を手に入れましょう!

鉄分のあれこれ

<女性の深刻な鉄分不足>

近年、女性の10人に1人は“鉄欠乏性貧血”といわれる鉄の不足による貧血に該当するといわれています。体内の鉄分は、その約7割が血液中のヘモグロビンの構成成分となり、酸素を身体全体へ運ぶ役割を担っていますが、“鉄欠乏性貧血”は、鉄分が不足することで酸素を運ぶための赤血球やヘモグロビンが足りなくなることを指します。
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<鉄欠乏性貧血の主な原因>

[鉄の摂取量不足(食事)]

鉄は尿などで排出される成分であるため、食事で摂取しなければなりません。現代の日本人は食生活の欧米化や無理な食事制限などのダイエットにより、特に鉄分不足が深刻化しています。摂り入れる食材の偏りや減少が、鉄欠乏性貧血の引き金になってしまうのです。

[女性特有の要因(妊娠・授乳時)]

月経のある女性が1日に必要な鉄分の推定平均量は、9.5~10.0mgといわれていますが、月に1度の月経により、10~20mgの鉄が流出してしまいます。女性は月経による鉄分の流出を考慮して補給しなければ、慢性的な鉄分不足に陥ってしまうのです。

また、妊娠時には、赤ちゃんに優先的に鉄分が運ばれます。出産時の大量出血に備えて妊娠中期ごろから鉄分を体内に蓄える必要もあります。そして出産後、母乳は血液からつくられるため、その需要から鉄を多く失うことに。ただでさえ不足しやすい鉄ですが、妊娠・授乳期にはさらに多くの鉄を摂取しなければならないのです。

<たるみに繋がるメカニズム>

[細胞が栄養不足になることでおこる、たるみ]

鉄分不足になると、酸素を身体全体に運ぶヘモグロビンの産生が滞ります。酸素には、細胞の中に入った栄養素を分解してエネルギーを生み出すミトコンドリアを活性化させる働きがあります。その酸素が不十分だと、細胞が元気をなくし、ターンオーバーが乱れます。

このように新しい細胞が産生されにくくなり肌の機能が衰えると、結果として肌のハリを司るコラーゲンを作り出すことが困難になり、たるみが起こりやすくなってしまうのです。

[コラーゲンの産生力低下による、たるみ]

鉄はコラーゲンの産生に必要不可欠な栄養素。つまり鉄が不足してしまうとコラーゲンが作られにくくなり、肌のたるみに繋がってしまうのです。

食事対策

<鉄分豊富な食材を摂る>

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鉄分には大きく分けて「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。レバーやまぐろ、あさりのような動物性食品に多く含まれる「ヘム鉄」は、ほうれん草やひじきなどの植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」に比べて5~6倍吸収率が高いため、鉄分補給には最適です。

一方「非ヘム鉄」は、ビタミンCと一緒に摂取するとその吸収率が高まります。「ヘム鉄」の吸収が良いからと動物性食品ばかりを摂るのではなく、「非ヘム鉄」を含む食材とビタミンCもバランスよく摂取することで効率良く鉄分を摂取できます。食材をうまく組み合わせて偏りのない食事を心がけましょう。

<鉄分配合サプリメントを摂る>

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さらに効率的に鉄を摂取したい方や、ダイエットなどで食事が偏りがちな方へおすすめなのがサプリメント。1日あたりの摂取量目安に近い鉄分が配合されたサプリメントは、手軽に効率よく鉄分補給が出来るアイテム。

最近ではダイエット補助のための健康食品にも鉄分が豊富に配合されたものもあり、ゼリータイプからドリンクタイプまで様々で、「ダイエットもしたいけど、鉄も補給したい」という方に◎


毎日の生活の中で無理のない鉄分不足対策を行い、好印象をもたれるハリ肌を手に入れましょう!

「顔のたるみ研究所」http://www.tarumi-labo.com/special/3516/


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