2019年8月22日 更新

もうすぐクリスマス♪おすすめの「クリスマスの絵本」

図書館司書の資格を持つママが厳選する、クリスマスがテーマのおすすめ絵本『へんしんプレゼント』、『バーバパパのクリスマス』、『ゆうびんうさぎとしろくまサンタ』、『しんかんくんのクリスマス』の四冊をご紹介します。

ゆうびんうさぎとしろくまサンタ

木暮正夫/作 黒井健/絵

木暮正夫/作 黒井健/絵

トナカイが急病でプレゼントが届けられずに大弱りのサンタさんに出会ったゆうびんうさぎ。

代わりに手伝ってプレゼントを配達しますが・・・。
私自身が大好きで、小さい頃からクリスマス時期に繰り返し読んでいた絵本『ゆうびんうさぎとしろくまサンタ』。
黒井健さんのやわらかで優しいタッチの絵も魅力なのですが、毎年、サンタさんからプレゼントがもらえないとしょげている、おおかみがぶりくんと、トナカイの急病で困っているサンタさんのために奮闘するゆうびんうさぎの姿にエールをおくりたくなる絵本です。

クリスマスって、家族や友達の幸せな笑顔がみたくなりませんか?この絵本を読むと、そんな気持ちが自然とこみあげてきます。お話自体は少し長めなので、しっかりとお話が聞けるようになる4~5歳からおすすめです。
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トナカイが救急車で運ばれてしまって大ピンチのサンタさん。
さぁ、どうしたものか…。

しんかんくんのクリスマス

のぶみ/作

のぶみ/作

クリスマスがちかくなってきました。しんかんくんはサンタさんからのプレゼントをたのしみにしています。

だけど、しんゆうのかんたろうがほしいプレゼントは、パパやママやしんかんくんがほしいもの。かんたろうがほしいプレゼントをほしいわけではないのです。

それがどうしてなのかわからないしんかんくんはかんがえにかんがえたあと、あることをおもいつきます…。
先日、TV番組「情熱大陸」でも特集されていた絵本作家のぶみさんによる『しんかんくんのクリスマス』。

かんたろうと新幹線がお友達になる『しんかんくん』のシリーズは、楽しいのに、根底にあるテーマは大人でもなかなか考えさせられる時もあります。

特に『しんかんくんのクリスマス』のテーマは「人の幸せを自分の幸せに感じられるのか?」だと思うのですが、それってなかなか小さい子(しんかんくんは3歳くらいの子の設定みたいです)には難しい。しんかんくんは悩みに悩んである行動に出ます。

ぜひご覧になって、しんかんくんの成長を見届けてあげて下さい。ほっこり優しい気持ちになれますよ。

絵探しの要素もあって楽しい絵本です。文章も短いので3歳くらいから楽しめるかなと思います。巻末に「クリスマスツリーになろう」というおまけページがあるのですが、それを真似してやってみても面白いし、子どもが喜びました♪
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しんかんくんはどうしてこんないい笑顔になれたのかな?
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この絵本の影の主役?「動物園から逃げたサル」!
彼の物語の結末には旦那さんが気づいたのですがびっくりしました。

よく見ると、降る雪におばけが混じっているのがわかりますか?

まとめ

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楽しいクリスマスの季節に、ますます色を添えてくれるクリスマスの絵本。家族みんなで読んでみませんか?

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この記事のライター

むっく むっく

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