2019年11月21日 更新

キッズコーチングを知って、子どもの可能性を引き出そう!

“キッズコーチング”という言葉を「聞いたことがない」というお母さんのために、キッズコーチングとはどんなものなのか。また実践によってどんな効果があるかをご紹介します。

“キッズコーチング”という言葉を知っていますか?
“コーチ”という言葉は、聞いたことがある方は多いと思います。“キッズコーチング”は、日本キッズコーチング協会オリジナルの教育支援法です。

筆者自身がキッズコーチングを知ったのは、長女を出産して5年ほど経った頃でした。それまでは育児本を読んだり、ネットで検索しながら必死で子育てをしておりました。毎日が試行錯誤で成長を嬉しく感じる日があれば、涙が止まらないほど悩んだ日もありました。

キッズコーチングの理論やスキルを筆者が初めて知った時「もっと早く知りたかった」強く思いました。なぜなら、子どもの個性や年齢に応じたコーチングスキルを学ぶことで、子どもの成長に対する不安や行動へのイライラが減少したのです。

キッズコーチングには、生まれたばかりの新生児の頃から活かすことができる言葉がけや接し方がたくさんあります。

キッズコーチングは学問

キッズコーチングの目的は、自己肯定感を育てること。自己肯定感とは、「自分のことが好き」「生きているだけで幸せ」といった感覚があることです。この気持ちを持った子どもは、積極的に新しいことに取り組むことができたり、また良好な人間関係を築きやすい傾向にあります。

キッズコーチングは、この自己肯定感を高めることのできるコーチングなのです。

「キッズコーチングって、何?」と多くの方から質問を受けます。そんな時は「キッズコーチングは、心理学をもとにした学問です。」と答えます。心理学と行動科学に基づいて、子どもの才能を認め未来への行動を引きだすことができるのがキッズコーチングです。

キッズコーチングの2つの基本理論「生まれ持つ個性」と「心の発達の順番」

キッズコーチングのセミナーでは「生まれ持つ個性」と「心の発達の順番」についてお伝えしています。子どもの個性や成長への理解が深まり、その子その子に応じた声のかけ方や行動の引き出し方を知ることで子育ての戸惑いやイライラが減ったと感じるお母さんが多くいらっしゃいます。

子どもの生まれ持つ個性は、生まれた直後の赤ちゃんの様子から感じることができます。お母さんによっては「胎動の様子も違う!」とおっしゃられる方もいるほど。
産婦人科の新生児室では、子どもの生まれ持つ個性を観察することができます。大きな声で泣く子もいれば、静かに泣く子もいます。少し成長した幼児期などでは、誰にでも話しかけて天真爛漫な子もいれば、人見知りでお出かけの時はお母さんから離れられない子もいます。

子育てに悩むお母さんの中には「私の育て方が悪いのかな?」と悩む方も多いのが現状です。小さな子ほど生まれ持つ個性の影響が大きく表れます。お母さんの育て方が悪かったり、しつけがなされていない訳ではありません。お母さんを困らせるような問題行動も生まれ持つ個性を知ることで解決できることが多くあるのです。

心の発達の順番を知ることで、子どもの成長に不安を抱くことが減ります。
からだや学力は数値で測ることができますが、“こころ”はモノサシで計測不可能です。だからこそどのように育てたらいいのか悩むお母さんが多くいらっしゃるのです。

例えば「優しくしなさい」とお子さんに言ったこと、ありませんか?その時のお子さんの年齢は何歳でしたか?実は“優しさ”が育つのは5歳から。これは脳の発達と関係しています。2歳や3歳の子に「優しくできない」と感じることは、生まれたばかりの赤ちゃんに「なんで歩かないの⁉︎」と疑問を抱くことと同じなのです。

キッズコーチングの効果

キッズコーチングを知ることで、心が軽くなり子育てをより楽しむことができるようになります。
子どもの心の発達のベースは0歳から6歳までをベースとして、たくさんのお母さんや指導者の方々が学ばれています。

今まで理解できなかった子どもの「?」な行動が理解でき、むしろ長所に感じられることもできるからです。子どもの成長に無理な要求をぜずびのびとした笑顔を引き出すことができるので、子どもの成長に焦りを感じることも減るでしょう。
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ヒマワリちかちゃん ヒマワリちかちゃん

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