2019年8月22日 更新

タケノコ好きとピタゴラ好きにはたまらない?この時期に読みたい絵本『もぐらバス』

ぽかぽかとした春がやってきました。この時期にぴったりの絵本『もぐらバス』をご紹介します。Eテレの人気番組「ピタゴラスイッチ」のスタッフの方が作者なので、ピタゴラ好きの方にもおすすめですよ。

作品全体に流れる「ゆるくて穏やかな雰囲気」

この絵本は全体的になんとも言えない優しい「ゆるさ」が漂っているような気がします。象徴的なのが、タケノコが発見されたせいで、バスの中で乗客たちが長い時間待たされることになる場面です。

みんなが「たけのこじゃしかたない」と言っておしゃべりしたり、本を読んだりしてのんびりまつことにします。乗客は誰も怒ったりイライラしたりしません。

私はこの「たけのこじゃしかたない」という台詞と、のんびりやのかめのおじさんの「じこにならんでよかったのう」という台詞がとても好きです。
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「たけのこじゃしかたない」

つくってみたい??たけのこカレー

お話の最後に「たけのこごはん」や「たけのこカレー」など、美味しそうな料理の名前が色々出てきます。ハウス食品のサイトにも「たけのこカレー」のレシピが出ていたりしますし、絵本を読んだ後、チャレンジしてみても楽しそうですね。

まとめ

季節を感じながら、ちょっといつも違う視点で物事をみてみるきっかけになるかもしれない絵本『もぐらバス』。今の季節の読み聞かせにおすすめです。

もし機会があれば、この絵本を読んだ後、竹林の中でタケノコが出ている様子を親子で観察しても面白いです。
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むっく むっく

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