2019年8月22日 更新

タケノコ好きとピタゴラ好きにはたまらない?この時期に読みたい絵本『もぐらバス』

ぽかぽかとした春がやってきました。この時期にぴったりの絵本『もぐらバス』をご紹介します。Eテレの人気番組「ピタゴラスイッチ」のスタッフの方が作者なので、ピタゴラ好きの方にもおすすめですよ。

たくさんの花が咲き誇り、春らしさを感じることができる日が増えてきました。そんな季節におすすめしたい絵本『もぐらバス』をご紹介します。

みんなが知らない、地面の下にあるまちを走る「もぐらバス」。春らしさを感じることができるお話も楽しいですし、作者の方がEテレの人気番組「ピタゴラスイッチ」の企画・監修やキャラクターデザインを手がけられている方たちなので、ピタゴラ好きの方にもおすすめです。

もし絵本に出てくるお料理が気になったら、読んだ後に「たけのこカレー」や「たけのこサラダ」に挑戦してみても面白いかもしれませんよ♪

もぐらバス

もぐらバス

1,080
佐藤正彦/原案 うちのますみ/文・絵

ものおきのした1ちょうめ→だれかんちのにわ3ちょうめ→なまずぬま。こんなバスの停留所、みたことないですよね。でも、それがあるのですよ。じめんの下のある所には…。さあ、もぐらバスのお話、はじまります。「ピタゴラスイッチ」の制作者コンビが世に送りだす、たのしいえほん。
我が家では、バス好きの長男が表紙に惹かれて「買ってほしい」とリクエストしてきた絵本でした。

作者の紹介を読むと、当時長男がはまっていた「ピタゴラスイッチ」の製作者さん達による絵本。ひいおばあちゃんが買ってくれたのですが、長男・次男・三男、みんなのお気に入りの絵本となり、特に春によく読んでいます。

物語の舞台が「春」ですし、この絵本の影の主役?は、春の味覚「たけのこ」です。もちろん春以外の季節に読んでも楽しいですよ。

細かいところまでよく書き込まれているので、親子で読んでいて、様々な発見ができる絵本です。

原案・佐藤雅彦さんは「ピタゴラスイッチ」の企画・監修者

東京藝術大学大学院 映像研究科教授、慶應義塾大学 環境情報学部特別招聘教授。
電通のCMプランナーとして、湖池屋「ポリンキー」「スコーン」、トヨタ「カローラ2」「スパシオ」、NEC「バザールでござーる」、サントリー「モルツ」「缶紅茶ピコー」、フジテレビの企業CMなどのヒットCMを世に送りだす。
1997年、プレイステーション版ゲームソフト「I.Q」を発表(デザインは中村至男との協同)、全世界で130万枚のセールスを記録。
2000年、大判の書籍『動け演算-16flipbooks』を発表。ADC受賞作品。
2002年より、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室で企画した教育番組「ピタゴラスイッチ」が、NHK教育テレビで放送中。「ピタゴラ装置」、アニメーション「フレーミー」「10本アニメ」など、人気コンテンツを多数生み出す。
via https://www.amazon.co.jp/%E4%BD%90%E8%97%A4-%E9%9B%85%E5%BD%A6/e/B004LOWFKE
人気コーナー「ピタゴラ装置」は慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の皆さんがつくっているそうです。

文・絵を担当したうちのますみさんはキャラクターデザインもてがけています

『もぐらバス』の文・絵を担当している「うちのますみ」さんは、「ピタゴラスイッチ」の企画・監修や登場キャラクター(ピタ・ゴラ・ねずみのスーなど)のデザインも手掛けています。

フレーミーともぐら (ピタゴラブック) | うちの ますみ, ユーフラテス |本 | 通販 | Amazon

2742~
うちのさんは「ピタゴラスイッチ」に登場する「いぬのフレーミー」の絵本も出していらっしゃいます。

比べてみよう!「地上」と「地面の下のまち」

もぐらバスを読んでいて、一番「ああ、ピタゴラっぽいなぁ。」と感心したのが、「地上」と「地面の下の町」の絶妙なリンク加減です。

二つの絵を比較してじっくり観てみると、バス停「ものおきのした1ちょうめ」の上にはちゃんと物置があるし、「なまず沼」のバス停の上には公園の池、タケノコがひょこっと顔を出している上には竹林がある…という具合に「地上」と「地面の下の町」がピタッと対応しています。

「道路の下には水道管が通っているんだね」などと親子で観察しながら読んでも楽しいですよ。
 (94354)

「地上」の様子。
おじいさんの家の犬は、地面の下の町に気づいています。
 (94356)

「地面の下のまち」の様子。
よーく観ると、「ひょうたんいけ」のバス停の近くにたけのこが顔を出しています。
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むっく むっく

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