2021年3月20日 更新

【ハンドメイド作家 Johnさんインタビュー】多忙な日々に織り込む「好きなことへの向き合い方」

ハンドメイドマーケットの『minne(ミンネ)』や『creema(クリーマ)』にて数々の作品を展開されている、ハンドメイド作家のJohnさん。「仕事や家事に加えて、2人のお子さんとの生活はやはり忙しい」と話されるJohnさんに、現在の環境にたどり着くまでのエピソードを教えていただきました。      

──12年間、子育ての合間に作品を販売されていたのでしょうか?

いえ、ハンドメイド歴は12年になるのですが、今から4年ほど前に子育てなどで忙しくて、一旦お休みしていて。子どもたちが少し成長して、ある程度まとまった時間が確保できるようになったのが今から約1年前ですね。そのタイミングで、「また作りたい」という気持ちになりました。自分の好きなことにもう一度向き合いたくて、再開することにしたんです。
 

──多忙のなかで「自分の好きなことに向き合う」のは、人知れない苦労もあるのではないでしょうか。

そうですね、これは「苦労」というのも違うかもしれませんが、作りたいものがあるときやパッとアイデアが浮かんだときに、すぐに取り掛かれないのは大変ですね。家事や育児が、自然と優先になるじゃありませんか。作業が中途半端になってしまうときには、やっぱりモヤモヤします。

「作業をする」と決めている具体的な曜日などは決めていなくて……といいますか、決められないですよね。やっぱり、子育ても家のこともありますし。上の子が小さいころは、お昼寝の時間や寝かしつけの後にしか作業できませんでした。頑張って寝かしつけていましたね。必死でした。
 

──ハンドメイドのパーツというと、繊細で細やかなイメージがあります。

子どもが今よりも小さいころは、まさに細かなパーツをいじりにきて少し大変でした。かわいいビーズを見ては、「いいなー僕もやりたい!」と。ただ、邪魔をしたり荒らしにやってくるというよりは、一緒に楽しみたいような印象でしたね。
 

──それらの大変さを和らげるために工夫していることはありますか?

子どもはパーツに興味を持っているようでしたし、できる範囲で一緒に楽しむようにしていましたね。それから、作業を進めるうえでの専用の部屋っていうのは用意していなくて、作業はすべてリビングで行っています。時間を見つけてはできる範囲でコツコツ進めたいので、この方法が一番やりやすく感じるんです。

あとは、とにかく家事を早く済ませる。子どもがお風呂に入っている間にサッと作業する。休みの日に夫が子どもたちを遊びに連れて行ってくれるので、そのときに集中して一気に作業する場合もあります。1人の時間ができたときにコツコツ、です。

普段忙しい分、コーヒーショップへ出勤がない日にはわりとゆっくり作業するように心掛けていますね。
 
貴重な時間との勝負、リビングにはあらゆるハンドメイド道...

貴重な時間との勝負、リビングにはあらゆるハンドメイド道具がずらりと並ぶ。(撮影/Johnさん)

多忙を理由に一度は離れかけたハンドメイド、それでもなおマイペースに向き合い続ける

──やりがいや達成感を得られるのはどういったときですか?

ハンドメイドは、自分が頭で考えていることを「作品」という形にできます。これはやっぱり、「やりがい」に感じますね。それから、作品を購入していただいたときも達成感があります。
販売しているサイトへ、購入していただいた方からレビューをいただくことがあるんですが、それを読んでいるときには「あぁ、喜んでもらえた」と安心します。SNSでいい反応をもらったときも、素直に嬉しくて。ありきたりですが、「挑戦してみてよかったな」と思うんです。
   

──そんなやりがいや達成感を感じられるハンドメイドについて、今後はどのように向き合っていこうと考えていますか?

そうですね、活動については、今のところ現状維持が理想かなと思っています。あまり幅を広げすぎてしまうと、「頑張らないと」「たくさん作らないと」が勝ってしまうんですよね。そうなると、自分が本当に作りたいと思うモノからは離れてしまう気がしていて。だからこそ、マイペースでのんびりと、できる範囲で好きに続けていきたいなと考えています。 
 
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この記事のライター

梅田ミズキ 梅田ミズキ

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