2024年6月21日 更新

ママWebライターが限られた時間で育児と家事、記事執筆を両立させる3つのコツ

育児、家事と両立しやすいと言われれるWebライターの仕事ですが、何かと忙しくて仕事のペースがつかめないこともしばしば。今回は、限られた時間で読者とクライアント満足に繋がる記事を書くコツをご紹介します。

パソコンとインターネットが使える環境があればできるWebライターの仕事。在宅でもできるので、育児や家事との両立もしやすいと言われていますね。

とはいえ、Webライターとして働きながら全てをこなすのは簡単ではありません。疲れているときは、記事を書く気力が湧かないですし、子どもが病気になれば看病で記事を書く時間がないのが現実です。

そこで今回はWebライター4年目で、5歳と2歳の子どもがいる筆者が、限られた時間を使って記事執筆を完了させ、クライアントに満足してもらい継続して案件をもらえるために実践している3つの取り組みをご紹介します。

①リサーチ時間8割、執筆時間2割で納品速度をアップ

 (388901)

筆者はリサーチ8割執筆時間2割をモットーにWebメディア掲載用の記事を執筆しています。なぜかと言うと、記事のテーマに関する情報を深掘りした内容を事前にまとめておくことで、記事を書くときに何度も手を止めて調べなくてすみ、結果的に執筆速度が上がるからです。

とはいえ、リサーチのしすぎは時間がかかるだけでなく、情報が多いと読み手に伝わりにくくなってしまうので、リサーチポイントは決めています。筆者は、育児用品、化粧品、サプリメント、ヘルスケアのセールスライティングを主にしています。リサーチするときに見ている項目は以下の5つです。

①検索で上位表示されている記事を読んだ読者は、何が目的でこの記事にたどり着いたのか

②検索で上位表示されている記事は、読者にどんなメリットをもたらすのか

③売りたい商品がある場合、その商品にはどんな特徴があり、ライバル商品と何が違うのか

④競合サイトの記事の文字数、タイトルと見出しに使われているキーワド、文章中に頻繁に出てくるワードは何か

⑤口コミサイトで実際に使った方はどんな感想をもっているか

読者の方に買いたいと思ってもらえる魅力的な記事を書くには、読者の悩みを解決することと、読者も気付いていない潜在的な悩みを引き出して解決に導くことが必要です。なので、上記の5つのポイントは、入念に調べてから記事を書くようにしています。

また、Webメディアに記事を掲載したときに検索で上位表示されるかどうかの評価は、相対的と言われています。つまり競合サイトの記事の方が良質であれば、自分が書いた記事は読んでもらえる可能性が低くなるということです。
記事のアクセス数とクリニック数のアップを目指すためにも、限られた時間の多くをリサーチに使う必要があると言ってもよいでしょう。

②記事の構成に悩んだら競合サイトをリサーチする

 (388900)

Webライティングの案件によっては、2~3個のキーワードだけ渡され、タイトル、見出しといった記事構成を自分で考える場合がありますよね。

タイトルや見出し、記事の構成によって自分の書いた記事が検索結果の何位になるのか、クリニック率はどれくらいになるのかが変わるため、ここは超重要な部分です。そのため、決めるのにも時間を使うことになるかと思います。

ただ、ちょっと寝不足、疲れてる、調子が悪い、気分がのらないなど、さまざまな理由で構成を考えるのに頭が回らず膨大な時間を費やしてしまいがちなので、気を付けなければなりません。

筆者が記事構成に悩んで作業が進まないときは、競合サイトを10サイトくらいチェックします。10サイトにしているのは、検索結果の1ページ目表示が10サイトほどなので、1ページ目に表示される記事を狙うことを考えてのことです。

①で紹介した内容と重なる項目もありますが、チェックポイントは以下6つ。

・記事全体の文字数
・タイトルの文字数
・h2見出しとh3見出しの数
・各見出しの文字数
・それぞれの章の文字数
・頻繫にでてくる単語

あくまでも、オリジナル記事をスピーディーに良いものにするための調査なので、競合サイトの構成をチェックするときは参考程度にとどめてください。盗作やコピーペーストになってしまうと、記事が上位表示されないだけでなく、ご自身とメディアが訴えられてしまう可能性があります。

競合調査をしたら、結果をもとに記事構成案を作成します。ここで言う構成案とは、キーワードを盛り込んだタイトル名、h2、h3の見出しの数と言葉、それぞれの章は何文字で書くかです。ここまでできたら、記事が何時間で書き終えるか見立てがつくので、疲れた気持ちも吹っ飛んでやる気が戻ってくるはず。細かな時間配分を自分で決めれば、限られた時間でも記事の執筆に集中でき、その結果、速く納品することができます!

かつて筆者も構成を考えるのに時間がかかり、慣れてる方なら1~2日で終わる案件も、筆者は3~4日くらいかけて書いていたことがありました。しかし、2日と4日間では、収入に倍の差がでてしまうことを痛感したことがありました。記事を依頼してくれるクライアントとしても、納品ペースが速い方が助かるはずです。なので、双方がメリットを感じるためにも、1つの記事にかける時間は減らす工夫をしていけるとよいですね。

③読者のメリットを意識すれば良質な記事が目指せる

 (388907)

筆者はセールスライティング用の記事を書かせてもらう機会があるのですが、書いた記事が商品販売に繋がらないと仕事の依頼がなくなると思い、文章の中に販売したい思いが強く表れてしまうことがあります。しかし、これはあまり良いことではなく、読者に引かれて途中で読んでもらえなくなる可能性があると思っています。

具体的な例としては、商品のすごさやライバル商品と比べて何が優れているのか、商品のスペックだけをたくさん書くことが挙げられます。もちろん、商品そのものの特徴や魅力を伝えることは悪いことではありません。しかし、おそらく読者が知りたいのは、自分にとってどんなメリットがあるかです。それには、商品の価値だけでなく、読者にとっての価値まで丁寧に伝えることが大切です。

記事を書く前のリサーチ段階で記事のテーマや商品について詳しく調べる以外にも、口コミまでチェックしておけば読者の気持ちが分かり、読者にメリットを感じてもらえる記事になるでしょう。結果的に記事を通して販売に繋がれば、なお良しです。
19 件

この記事のライター

yuki yuki

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧