2019年3月23日 更新

平成生まれの名づけキーワード 「キラキラネーム」と「胎児ネーム」を大調査!

ママ・パパ 5084名へ <子どもの名づけ調査 2019>実施!48.4%の人は「キラキラネームへの嫌悪なし」53.0%の人は「胎児ネームをつけた」

胎児ネームについて

※「胎児ネーム」とは、妊娠中にお腹の中にいる子のニックネームのこと
 (186604)

 (186605)

・「胎児ネーム」を知っていた人は 76.0%。経年で見ると 2019 年の調査では胎児ネームを付けなかった人が微増。
 (186606)

<実際につけた「胎児ネーム」と由来>
■「カイジュウ」 すごくお腹を蹴りあげてきて大暴れしていたので。(20代女性)
■「アキチャン」 秋になったら会えるから。秋に会おうね。の意味を込めて。(30代女性)

<「胎児ネーム」をつけてよかったこと>
■お腹にいるうちから愛情が湧いて名前を呼ぶのが楽しかったし嬉しかった。(30代女性)
■いろんな人が胎児ネームで声をかけてくれた。(30代女性)
■SNS で利用しやすかった。(20代女性)

<「胎児ネーム」をつけて悪かったこと>
■いつまでも胎児ネームで呼んでいたため、本当の名前を付けるのが遅くなってしまった。(20 代女性)
■産まれたあと、なんだか違和感があった。(30代女性)

調査概要・回答者属性

 (186609)

調査期間:2018年12月27日~2019年1月6日
対象者:「ミキハウスベビークラブ」会員のうち、お子さまのいる方、現在妊娠中の方
エリア:全国
回答数:5,086名(お子さまがいる人のみを抜粋)

※子どもが複数いる場合は、第1子について回答してもらっている。

子育ての現場から 助産師・田中淑恵先生

田中淑恵 (たなか・としえ)

田中淑恵 (たなか・としえ)

東京都在住
保健師・助産師 鍼灸師
子育てアドバイザー
キャラ診断アドバイザー
平成は自由で多様な名づけが定着した時代

平成生まれの若いご両親は、漢字にも読み方にも凝って、奇をてらった名前をつけることが多い印象ですが、「キラキラネーム」という感じはしません。例えば、「陽」と書いて「ハル」と読むのは本来の読みにはないのですが、定着していて、いわゆる「キラキラネーム」ではないですよね。

平成に入った頃、「宇宙」と書いて「ソラ」など、普通には読めない名前が増えたように思います。その後「キラキラネーム」という言葉が流行ったことで、「名前ってこんなに自由につけていいんだ」という風潮がさらに広まり、自由で多様な名前が生まれ定着したのかもしれません。人名用漢字が増えたことも関わっていると思います。

どんな名前でも、両親が願いをこめて、愛をいっぱいこめていれば、自由に名前をつけてよいと思いますし、平成の間にそのような意識が定着したのではないでしょうか。


「胎児ネーム」はコミュニケーションツール

昔からお腹の中の赤ちゃんにニックネームで呼びかけることはありましたが、「胎児ネーム」という言葉が出てきたのは最近だと思います。

調査結果で、「胎児ネーム」をつけてよかったことで「いろんな人が胎児ネームで声をかけてくれた」「SNSで利用しやすかった」という方がいるように、「胎児ネーム」という言葉ができて話題になることで、家族内にとどまらず、お友達とのコミュニケーション、さらには SNS でのつながりのコミュニケーションのきっかけになっているのかもしれません。

赤ちゃんを呼ぶ回数が増え、夫婦で子育てをする意識が高まると、お母さんも気持ちが安定し、胎児にもよい影響を与えます。ご夫婦で生まれてくる赤ちゃんを待ちわびながらお腹に話しかける幸せな時間は大事にしてほしいです。
30 件

この記事のライター

【PR】元気ママ公式 【PR】元気ママ公式

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧